old_kpの日記

何事も経験しないと分からないが、感じ方は人それぞれ。
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ジャイロ ボアアップのポイント
JUGEMテーマ:車/バイク


ブログを読み返せば
ジャイロチューンに成功するポイントが書かれていますが
膨大な量になってしまい
探すのが大変なので 初心者必項ポイントとして カテゴリーにまとめました。

ここは ボアアップ編となります。



ボアアップするにあたり 必要な物


圧縮メーター
 

正直 メーターがなければ ボアアップは組めません。
メーターは3000円程度と安いので
最初に買ってください。
メーターを軽視するのであれば これ以降 読む必要はありません。
ただの馬鹿か
超エキスパートのどちらかです。





メーターを買ったら やること


ノーマルエンジンの圧力を測る


ノーマル圧力を知ることでそのメーターの基準をつくる必要があります。
理由は 安いメーターは新品からずれていることがある からです。





ボアアップはどれくらいの圧力で組むのか?


ノーマル圧力より 0.5〜1.0低く組む


だいたい合っているメーターなら
7.5kpa付近となります。


これくらいで組まないと
非常に過酷なストリートでは オーバーヒートによる焼きつきを起こします。

チャンバーであれば これくらいか これより低めの圧力
ノーマルマフラーなら これくらいか これより高めの圧力

となります。





圧力調整の仕方

調整は ヘッドガスケットの厚みによって変更します。
ベースガスケットの厚みは あくまで タイミング変更として行います。





ものすごくザックリですが 一例をあげます。



マロッシ68cc+ノーマルヘッドの場合     

0.8mm厚のガスケット3枚+マロッシガスケット

最低でもヘッドガスケット 合計4枚 はないと とんでもない圧力になってしまいます。




マロッシ68cc+マロッシヘッドの場合

0.8mm厚ガスケット1枚+マロッシガスケット 

合計2枚  マロッシヘッドであっても これくらい入れないと危険です。



冷却フィンの小さい
強制空冷のスクーターは 
どれだけ低い2次圧縮で作れるか!
が最大のポイントなのです。

素人ほど2次圧縮を軽視します。
それはまるで
ターボカーを手に入れ ブーストコントローラーを付け フルノーマルなのに
ブースト1.5kgとか かけちゃうのと似ています。
瞬間的には すごく速くなりますが そんなこと エンジンのこと少しでも知っていれば
怖くて出来ません。
しかし ど素人なら やりかねません。

安易に2次圧縮を高めることで パワーを得ようとするのではなく
エアクリーナー、キャブ、ポート加工、マフラー
などでバランスよく作ることが大切です。
7.5kpa付近では遅いから というのは理由になりませんよ。



ここからは すこし 中級編

ハイパワーで焼きつかないギリギリの2次圧縮圧力は ピストンクリアランスによって変わります。
つるしのマロッシであれば 低めの圧縮となります。
シンコーメタルシリンダーはピストンクリアランスをパワー重視に設定してあるので少し高めでも耐えるようにしてあります。
ハイパワーでなければ つるしのマロッシで充分ということになります。

シリンダー温度計を付けたとき 何度で焼きつくのか? というのも
ピストンクリアランスによって変わります。
一概に何度まで大丈夫とは言えません。

広いピストンクリアランスなら 高い圧力でも大丈夫ということはありません。
ヘッド温度があがり ノッキングやデトネーションが起こってしまいます。
なので ヘッドだけでも水冷にすれば 2次圧縮圧力は高くできます。

2サイクルエンジンの守り神はオイルです。
オイルには 何度で燃える という設定がされています。
レーシングオイルなどは 高い温度まで耐えるので ノーマルエンジンに使うと燃え残り 
マフラーがべたべたになります。
ハイチューンエンジンに 安価オイルをたくさん入れても
対応温度が低いので ほとんど 焼けてしまって 潤滑できなくなります。
一番 高温になるのはピストン排気側なので
焼きついたとき 排気側のみ傷がある場合は オイルの性能が不足しています。
排気側も吸気側も傷がある場合は
オーバーヒートにより ピストンクリアランスが0になって焼きついたことになります。
この場合は どんな高性能オイルを使っても 最終的に焼きつきます。
2次圧縮を下げて対応するしかありません。




これらは本当は企業秘密にあたる内容ですが
がつんと公開しています。
(いまさら2ストチューンの真実を秘密にしたところで意味ないですから)
なので ここまで読んだにもかかわらず 軽視することのないよう よろしくお願いします。




なにか大切なことを思い出したら追記します。
たまにカテゴリーの 必項ポイントを見返してね。