old_kpの日記

何事も経験しないと分からないが、感じ方は人それぞれ。
<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
SPONSORED LINKS
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
皆で共有したい2サイクルのセッティング  実践編
JUGEMテーマ:車/バイク


少し時間が経ってしまいましたが、実践編にいきましょう。

興味の無い人は初めから読んでいないだろうし、興味のある人にとってはこの実践編までの時間にご自分で考える時間があったと言えるかもしれません。
それはそれでとても大切な時間ですが、エンジンセッティングというものはやってみなければわからない部分が大半を占めます。
まさに実践しないとなにも始まりません。
意外と思われるかもしれませんが、エキスパートほどこのプラグの熱価セッティングが難しくなりますが、実は意外でも何でもありません。

なまじカジッてるほうが上達が遅い むしろ、素人の方が上達する

こんな言葉聞いたことがありませんか?
これはどうしようもない事実です。
知っていると実践するより先に頭で考えてしまうからです。
ちなみにスポーツの場合は実践しているつもりでまったく出来ていない事がほとんどなので、ビデオ撮影したご自分を確認すると上達が早くなります。
ま。
その際は軽いショックを受けますが上達しないよりは良いのではないでしょうか?(^^;;



では、2サイクルの空冷スクーターの実践方法をお伝えいたします。

フルノーマルエンジンの話ではなく、チャンバーなどでパワーアップしている場合ですが
だいたい2通りあります。
レーシングのフルチャンバーとスポーツマフラーというものです。

レーシングは高回転
スポーツは中回転

といった感じです。


レーシングの熱価    #6以下

スポーツの熱価     #7以下

だいたいこの熱価を選択すれば間違いないでしょう。
以下というのは、組んだ2次圧縮はそれぞれ違うし、キャブやエアクリーナーもオーナーも違うのでご自分がベストと思う熱価はいろいろです。

しかし#2はさすがに無いと思いますが
2サイクルでターボ組んだら必要になるかもしれません(^^;;
僕個人的には一度#2を試してみるといいと思います。
走るたびにどんどんデカイMJを飲み込んでいく感覚は驚きを通り越し笑える領域です。
エンジンセッティング暦25年の経験もぶっ飛んだ瞬間でした。


ということでまずは上記の熱価を選択した後に、
カブルMJを見つけてそこから少し下げてベストMJを見つけていくキャブセッティングをすればトルクがあってトラブルの少ないセッティングを見つけることができるでしょう。

ただし!ここは重要ですが!
僕は#6がいい あなたは#7がいい 今回は#5の方がいい などいろいろですから
何番が良いと決め付けてはいけません。
その瞬間からそれに捕らわれて先に進めなくなるからです。
メインジェットも同じです。
たまに聞きますが、自分はこれがベストだと思っているからといって他のセッティングを否定(批判)する人が居るようですが、
そんなことをしていると未来を見失いますのでご注意ください。

幸い、熱価が低いプラグにはレーシング設定がない=ノーマルプラグになるので
価格は500円〜1000円以下が多いですから何種類か持っていてもそんは無いと思います。



さあ さあ  難しいのはハイブリッドスパークプラグです。
これは自浄作用がたいへん強いプラグ(ページ真ん中辺に載っています。ちなみにアウディー採用のプラグは振動でガイシが割れました。2サイクル単気筒には向かないようです)です。
ですので、いわゆるカブるMJが見つかりにくいのです。
実際にあった話ですが、

「オススメプラグを使ってキャブセッティングしているんですが、
何番入れてもカブらないんですけど…どうすればよいですか?」

という質問でした。






っと その前に聞いてくださいよ!

僕が購入しているハイブリッドプラグです。


こちらが友人が最近購入したプラグです。
中身は同じなんですけど…

箱がカッコ良くなってる〜!!

正直、ジェラシーです。
どう見たって下の箱のプラグの方が性能良さそうですもん!
ずるいなぁ…
海外サイトで購入したようですが値段の方もかなりずるいです。
ただし、車用のセットになっているらしく4本セットでしか買えないようですが…



まあ〜 中身はおんなじなんだし 問題はないですけどね。


 ちっ。






さて、気を取り直して続けましょう。
ハイブリッドプラグの欠点はキャブセッティングの基本カブるMJを探せないという大問題があるのです。

しかし、これも解決方法があります。

もう、わかっちゃったかな?(^^;;

そうです。
ノーマルプラグでセッティングしたあとハイブリッドプラグに交換すれば良いのです。

簡単でしょ?


上級テクとして、ハイブリッドプラグはカブリに強いのでノーマルプラグで少しカブるMJを見つけたら、
MJはそのままでプラグだけをハイブリッドに変えるというのがあります。
こうすると、よりオーバーヒートに強いセッティングを少ない回数で見つけることができるのです。



そして、最後になります。
プラグの焼け色の件です。
僕はラッキーでした。子供の頃ですが、どなたの本か知りませんが

{プラグに色がつくには数キロ以上走らないといけません。ですのでジェッティングしてすぐには色の変化はないので、焼け色でセッティングすることは出来ません。あくまで調子の良い車両のプラグを確認した時の結果として色を見る程度です}

このような記事を読んだのでセッティング中にプラグを確認することはほとんど無くなり、
無駄な時間を過ごすことが減っていきました。

しかし、あれから20年以上経った今でも焼け色は、セッティングの基準のように語られているようです。

ちょっときつい言い方ですが
プラグ焼け色選手権なるものがあればきっとキツネが優勝するのでしょう。
しかし、実際はプラグの色を見ながら運転している事などありえないのです。


このプラグはどうですか?

この車両はトラブルも無く快調に走るバイクです。
これで快調なのです。



僕の知る限り 20年以上前にはとっくにプラグの焼け色でセッティングする時代は終っていました。
そのような記事は四半世紀前からあったのです。
しかし、真実は広まらないのです。
これでいいのでしょうか?
四半世紀前には無かったハイブリッドプラグがあるこの時代でもまだ焼け色を基準にするのでしょうか?



その他の焼け画像を載せますね。




アウディー採用のハイブリッドプラグです。
これで絶好調でした。


これもアウディーのです。
絶好調でしたがガイシが割れてしまいました。
2サイクルボアアップの振動に耐えられなかったようです。
振動の少ないエンジンなら問題はないと思います。



最強の2番です。
どんだけデカイMJでも黒くなりませんでした。



#4は真っ白
これは走行距離2km程度だからです。
逆に言えばそれくらいだと色も付きません。


これはオススメHBプラグですが…
レーシングチャンバー+高圧縮で全開!の結果
かるくデトネって溶けたピストンのアルミが付着しています。
つまり、燃料冷却が足りなかったのです。
ということは薄いセッティングです。
色は何色ですか? アルミが溶着して白っぽくみえますが焼け色はガイシで見るものです。
キツネというよりグレーですね。



あくまで この写真は結果として確認したものです。
セッティング中はアクセルについてくる感覚で決まります。
なに、簡単ですよ。
このブログのカテゴリ キャブセッティングを初めから読めばそこに書いてあります。


あとは 実践 するだけです。


子供の頃に読んだ あの記事を書いてくれた名も知らぬ人に感謝しつつ 
皆で共有したい2サイクルのセッティングを終わりにします。

ここまで熟読してくれた皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。









 
皆で共有したい2サイクルのセッティング  応用編  弐
JUGEMテーマ:車/バイク


前回はふざけすぎたので今回はサクッといきますね。

ピストンのクーリングチャンネルとは
ピストンの裏側にオイルを吹きかけて冷やしているんですが、そのオイルをピストンの内部に通路をさずけてより効率よく冷えるようにした、ターボに良く見られる構造です。

4サイクル つまり、二回転に一回しか燃焼しないエンジンでさえ
こんなに積極的に冷やしているのです。

2サイクル つまり 一回転に一回づつ燃焼しているのにピストンの裏側にはオイルで満たされている訳でも、直接なにかを噴射している訳でもありません。

2サイクルは 二倍も燃焼していて冷える暇が無いのに、そもそも冷やす構造になっていません。

そんな、2サイクルもなんとなーく冷却されています。
その正体は混合気です。
パワーが上がってピストンが熱の影響で膨張してしまうので、焼き付く前に濃い目の混合気をぶち込んでやる必要が出てくるのです。

濃い目の 混合気を入れるということは?
プラグ熱価#9とかだとカブリが出てしまいます。
そこで熱価をセッティングしていくのです。
たとえ水冷であっても、いやむしろよく冷える水冷だからこそプラグの熱価はセッティングしないといけないのです。
なにせ、プラグは冷えては本来の性能は発揮できないのですから。


NSR250は左バンクが良くカブリましたが、
あれは左のMJをすこし下げるだけではなく、熱価をセッティングすれば調子がグンとよくなります。



空冷3気筒の2サイクルとかありますよね。
カワサキのKHなんかは今でも愛されています。
あれは真ん中の冷却が厳しいのではないでしょうか?
そういった場合は真ん中のMJを少し上げると冷却されるようになります。
そこで真ん中の熱価をセッティングすることで俄然調子が良くなるでしょう。



4サイクルエンジンだって熱価のセッティングが出来ますよ。
ターボエンジンで特にハイブーストで最高速アタックとかやらない限りプラグがオーバーヒートなんてことはありえません。
ということは、キャブチューン車なんかはカブリやすい訳ですから熱価を今までより下げると渋滞でも雨でも峠でも調子よくフケてくれます。



スズキなんかでは油冷エンジンってのがありますね。
水冷にはかなわない?
そうかもしれませんが熱価を下げてより濃いMJを入れることでトルクと冷却を両立できます。


独立スロットルは個別の気筒を燃料と熱価を調整できますが、多気筒のシングルスロットルだとちょっと厄介です。
でも、基本が分かればしっかりと対応できます。

たとえば、シングルスロットルの直6ターボの場合
サージタンクの形状によりますが6番シリンダーに加給が偏る場合があります。
各気筒個別燃料セッティングが出来れば良いのですが、なかなかそうはいきません。
となると一番ブーストが掛かってしまう気筒に燃料セッティングをあわせないとブローの危険がありますね。
しかし、そうすると一番ブーストが掛からない気筒には濃すぎる燃料が入るということになります。
そこでプラグ熱価セッティングです。
たとえば、6番シリンダーに#8を使って燃料セッティングした場合は1番シリンダーには#6を使うといった具合です。
間のシリンダーは#8〜6で調整すればOKでしょう。


ハーレーなんかはリヤシリンダーが熱的に厳しいと聞いたことがあります。
まあ、高回転でもないし4サイクルだし たいして問題はないでしょうが…
これもリヤバンクに合わせてMJを濃くしたら、よく冷えるフロントバンクがカブリやすくなるはずです。
そんなときはフロントバンクの熱価を下げてセッティングすれば調子が良くなるでしょう。





どうですか?
応用編らしくなってきましたか?(笑)

一つ注意点があります。
燃料冷却のために濃い目の燃料を吹く訳ですから、簡単に言えば燃費が悪くなります。
まあ、若干燃費が悪くなるのと焼き付いて壊れてしまうのとどちらを選択するのも貴方次第ですが…
何も必要以上に冷却する必要は無いでしょう。

ということで、次回は具体的にどのように熱価のセッティングをするのか?
つまり、実践編をお伝えしますね。







皆で共有したい2サイクルのセッティング 応用編 壱
JUGEMテーマ:車/バイク


2015年  今年も終盤になりました。
みなさん、何かやり忘れたことはありませんか?
伴侶に感謝の気持ちを伝えていますか?
突然、ケーキなどをお土産にすると、何も無いのに怪しまれますのでご注意くださいね。
幸い、クリスマスというイベントが近いのでそれにカブせると良いでしょう。
そうそう、そこの貴方 嘘をつくとき 一瞬 目がおよぐクセは直しておいた方が良いですよ!


さあ、このつまらない話も今度こそ本当に最後になります。
応用編ですから、最大級のつまらなさ はお約束できますのでページを閉じる前にサービスショットを一枚。。。






テヘペロ!

嘘が奥さんにバレたときに使うとすべて解決します。

注:自己責任でご使用ください。








しつこいほどにプラグの番手は変えてはいけないとお伝えしてきましたが
これは憶えやすくしたメッセージであって深いところでは違うところもあるのです。
前回のご質問にもありましたが純正品番をしらべたらプラグの熱価が#4があるのだけど、
それなら#4を使ったほうが良いのか?というご質問でしたが、このようなご質問は僕が伝えようとしている本質をご理解いただかないと出てこないご質問だったので、こんなつまらない話をしてよかったなぁ~と感激しました。

では、タイトルにもある通り、2サイクルの応用編です。


2サイクルには水冷と空冷の二種類があります。
時代と共に消えていった空冷ですが、最後まで空冷を貫いたのは原チャリではないでしょうか?
(未だ空冷2ストはありますが乗って運転できるやつって話です)
ポルポルでさえ空冷を捨て…いやさ あのハーレーでさえポルポルの技術で水冷をやめてしまっています。
それほど、空冷はハンデがあるのです。

おさらいと言うわけではありませんが、、、
熱価を下げるということはパワー空燃比(燃料冷却)のための多めのガソリンでプラグが濡れてカブってしまわないように温度を上げている訳でしたね。
では、水冷なら熱価を気にする必要はないのでしょうか?


この記事 覚えていますか? 初回に登場したと思いますが
水冷のTZRで焼きついた恐怖が忘れられなくて、カブるメインジェットを探したという話でした。

水冷なのに焼き付く

焼き付くとはこれいかに?
知っている人はイヤというほど知っている事実なんですけど、水冷だろうが空冷だろうが2サイクルは焼き付きます。

おいおい!水冷意味無いじゃん!って思いますよね?
そうです!
意味無いのです!

正式には 焼き付きにはあまり意味がありませんが、デトネーションには大変意味があるとなります。

おおまかに言えば、オーバーヒートってシリンダー側とヘッド側の二つに分かれます。

では、ヘッド側から何があるのか見てみましょう。
言わずと知れたシリンダーヘッドとあとは?
プラグがありますね。
そうです。ヘッドとプラグの二つです。
冷却とはこの二つのバランスを取ることです。それが熱価に繋がります。

では?シリンダー側は何がありますか?
そりゃ、シリンダーとピストンの二つですね。
この二つに対して、熱価に当たる部分は何でしょうか?

以前よりお伝えしている。
ピストンクリアランスを制するものは2サイクルを制する
という言葉にあたります。

ピストンクリアランスとは、なんぞや?
難しいことはありません。
シリンダーってのは、穴の開いた筒です。その筒にピストンという円筒状のものを入れるために必要なものは何でしょうか?
小さい穴に大きなブツを入れることは出来ませんよね。
え?そういうのがお好きなんですか??
そりゃご盛んで(^^)
そうです。筒に何かを入れる場合は筒の穴よりブツは小さくないと入りません。
それをエンジン的にはピストンクリアランスと呼んでいます。
ま。
たんなる ガタですな。

つまり、シリンダーとピストンの間にはガタがあり、そのガタの間にはオイルが満たされる事になります。
そのオイルに浮遊してピストンは往復運動しているのです。
ご盛んですな(笑)
ところで膨張率というのはご存知ですか?
そうです。あなたの自慢の膨張率です。
僕は膨張率が大きいことは恥ずべきこととして、なんとか治めようと努力してまいりました。
そこで、どんなに膨張してもガタがなくなることが無いように予めガタをガッタガタにするようになりました。
エンジン的に言えば、ピストンクリアランスは大きめ となります。

なぜ?大きめなのか?
ぴったりの方が愛称がいいのではないか?
と思いますよね?普通の男女なら…
そこには素材の特性というものがありまして、興奮すれがするほど…ちがった!
温度が上昇すればするほど、大きくなっていくという特性があるのです。
いわゆる、膨張率というやつでしてね。

ちがいますよ?そっちじゃないですよ?

鉄とアルミでは アルミの方が膨張率は大きいです。
ということは鉄のシリンダーでアルミのピストンだと相性がぴったり過ぎると救急車を呼ぶ羽目になるといわれています。(僕は経験ありませんが)
つまり、エンジンの燃焼のねつを受けるとシリンダーも膨張するけど、ピストンはもっと膨張すると言うことになります。
ガタの間にオイルがあって、それでうまいこと潤滑しているのに、ガタが無くなったら潤滑剤の居場所も無くなってしまうのです。

そこは。わかるな?




鉄とアルミの膨張率の違いが問題ならさ
ピストンもシリンダーもアルミにしちゃえばいいじゃんよ!

天才か!?

そうだそうだ!とはやしたてた結果が焼き付きですよ。
膨張率を同じにしても、シリンダーを水冷にして冷やしちゃったら膨張しないじゃん!って事ぐらい
初心な僕でもわかりますよ。



なんだ そんなら ピストンも冷やしちゃえばいいじゃん! ってことに気づきますよね?


それなら知ってるよ!クーリングチャンネルがあるじゃん!



そうです。クーリングチャンネルはそのまま!!






えと、、、

また、、、

嘘をつきました。

最後ではありません。。。

続きます。 m(__)m


 






 
皆で共有したい2サイクルのセッティング 四
JUGEMテーマ:車/バイク

プラグの番手は変えてはいけない


さあ、今日はやっと救世主様にたどり着けそうです。

残念ながら僕は、説明がヘタでどうしてもダラダラとしてしまうので、画伯に登場してもらいましょう。




プラグってのはザックリいえば、こんなかんじ。
絶縁体のガイシに電極棒が埋まっています。
そこに高電圧で流すと放電という形で電気が流れます。
どちらかと言えば、カミナリ?ん〜 静電気って感じでしょうか。
夜に車のドアノブを触ろうとしたら、青白くバチッっとなったことありませんか?



プラグってのはズーッとバチバチしているわけではなく、一瞬のタイミングで点火します。
ということは,エンジンが一回転している間はほとんど何する訳でもなく、そこにあるだけです。
そんな時、大量のガソリンが振りかかってきたらどうなるのでしょうか?
次の図を見てください。


さあ!いざ!点火だ! というと言う時には、不純物で覆われてしまっています。
これってどういうことか解りますか?

放電とは行き場の無くなった電気が空中を通して流れていくのです。
カミナリもそうですよね。
溜まりに溜まった高電圧が堪えきれなくなって、ドーン!という轟音とともに空気中を流れるのです。
カミナリの直撃を受けると木は裂けて山火事になったり、人は死亡する危険があります。
ですので、電気は流れやすいところを流れるという特性を利用した避雷針という道筋を授けることで、危険を回避しているのです。

そうなのです。
電気は流れやすいところを流れる なんて、自由気ままななやつなのでしょうか?
どうですか?
不純物はまるで避雷針。
電極で放電するまえに、流れやすい不純物という道筋に電気は逃げてしまいます。
こうなったら電圧を2倍いやさ10倍 ううん もっともっと100倍にしても同じです。
電気という気ままなやつはひたすら流れやすい不純物を通ってしまい放電しません。

これが点火を強化しても無意味という事なのです。



ましてや現在の2サイクルは20年前の車両でも、CDI方式です。
もはや最強。
純正で最強。

これ以上強化したければ、プラズマ方式でも持ってこいってレベルで最強です。

でも、点火の強さなんてほとんど意味が無いってことは理解していただけましたか?



では、エンジンが360度まわる中で一瞬しか仕事しないプラグに降りかかった不純物は
どうすれば取り除くことが出来ると思いますか?



もう、お分かりですね?


そうです。

原始的ですが、熱によって飛ばすのです。

アッツアツにしておけば、何も仕事していない359度中も不純物に覆われる事はなくなるのです。

なぜって?
そりゃ、アツアツのカップルには雪も溶け出すってね。


と。
いうことで、今年のクリスマスイブは熱々でお過ごしください。

ご静聴ありがとうございました。

















はっ!

いかん!

ロンリークリスマスイブだった!!

なんとかしなければ!





は!
いかん!

そんな話ではなかった!



ところであなたのお家に電気ポットありますか?
あれって長く使ってると白い固形物がこびりつきませんか?
ポット洗浄中とか使って定期的にお掃除しないといけません。
無色透明な水を入れているだけなのに、どうしてあのようになるのでしょう?


そうです。
熱価を下げることによりカブリを回避して完璧なセッティングに近づいたとしても、
どうしても避けられないことがあります。
それは

定期的なプラグの掃除    

です。


2サイクルエンジンというのは構造が単純ゆえに定期的なメンテナンスが必要になります。
これは、当たり前のことです。
たとえば人は生きていればお腹が空きます。
これは当たり前のことです。
そんな当たり前のことが覆ったらどうしましょうか?ダイエットも苦にならない?

ま。 身体のことはライザ○プに任せるとして、プラグはどうでしょうか?

長年の当たり前が消え去る日が来るのでしょうか?


次の画伯の作品を見てください。


ガイシの位置をずらしました。
もちろん熱価を下げて、熱で不純物を飛ばすのは今までと同じです。

360度のうち、1度くらいしか仕事をしていないプラグの放電で何が起こると思いますか?

想像してみてください。






そうです。
年中ポット洗浄中状態です。
点火するたびガイシ洗浄も兼ねる。

なんだこりゃ? 天才か!?


そうです。
天才現る!!


それがハイブリッドスパークプラグです。


ああ 4極プラグね! 知ってる知ってる 昔からあるよ〜!



だまらっしゃい!! 


ここにおわすお方をどなたと心得る!!

救世主様なるぞー!!


単純に4極ではありません。
電極が低い位置にあり、積極的にガイシを焼くようになっています。
多極プラグとは似て非なる物です。


何種類かのハイブリッドプラグを試しましたが、僕はこれが一番良いと感じました。
BKR6EQUP
ものたロウが一番手に入れやすいかな。

原付にはネジ部が長いタイプですが、カラーを使えば済む話です。


4回にわたるつまらない話もこれで完結となります。
この4回目を書く前にこのブログを読んでくれた人たちとをやり取りをした中で
確信したことは熱価は純正のままということを実践している人たちは昔から居たということです。
しかし、それが世に広まっていないのが現状です。
僕の願いはなんとかこの事実を広めて行きたい。
ただそれだけです。
残念ながら、このブログにそれだけの影響力はありません。
もし、ここまで読んでくれた方が居るならば、ぜひ、拡散して欲しいと思います。
その際はこのブログに書いてあったなどと言う必要はありません。
どうぞ、自由に拡散してください。











さて、次回は応用編です。




完結じゃねーし!!!












 
皆で共有したい2サイクルのセッティング 参
JUGEMテーマ:車/バイク
 

12月だと言うのに、暖かかったり、かと思えば突然冷え込んだりと厳しい気候が続いています。
僕の友人も突然の高熱にやられたりしているようです。
僕もですが、皆さんもお気をつけください。

このつまらない話も三回目を迎えることが出来ました。
いつまで続くのかは僕の体力と相談ですが、そろそろ始めましょうか。



プラグの熱価は変えてはいけない




さあ!
最後の心のよりどころを叩き壊しますよ〜

今までの常識がどんどん壊されていきましたが、それでも心のどこかで認めたくない。
人ってそんなもんですよね。わかりますよ。僕がそうでしたから。

人間なんて らら ら らららら らら 〜 ♪


なるほどね。
言われてみれば #6を使いたい理由は理解できましたよ。
でもね。
私の車両は#8で大丈夫です。
むしろ、#9でも平気ですよ。
なにしろ点火強化していますからね。
そりゃもう、バチバチですよ。


こんな人いませんか?



はい!ここに居ました!それが僕です。


こんな実験をしたことがあります。


プラグのカブリを体感しやすいのは標高の変化です。
空気の濃さが一瞬にして大きく変化するのでキャブレターではセッティングを変更しないと走れなくなります。
昔はよく峠などでボンネットを開けてジェット調整しているキャブ車を良く見かけました。
あれはあれでかっこよかったんですがね(^^)
箱根の山は天下の嶮 
キャブチューンしている車両はバイクも車も箱根を越えるのは一苦労したもんです。
しかし、一番じゃないなぁ

記者   「一番じゃないとダメなんですか?」 カシャカシャ!

ジョン・カビラ  「一番じゃないとダメなんです!!」 カシャカシャカシャ!!




記者  「なぜ?富士なんですか!?箱根じゃダメなんですか?」 カシャカシャ!

僕   「そこに富士があるからさ」 カシャカシャカシャ!!



ということで 僕は富士山の五合目チャレンジを何度か試みました。
何度かというのは
点火系パーツをそれぞれ変えてチャレンジしたからです。

最初は点火系強化(強化イグニッションコイル、無抵抗コード、無抵抗プラグキャップ、ノンレジレーシング#9)でチャレンジ。
次は点火系ノーマルに…  あれ?#6だったか #5だったか… まぁ どちらかです。

当然のように点火強化は撃沈です。
標高が変わるたびにジェットを下げていきました。
当時は「おかしいな。考えうる最強の点火強化をしてあるのになぜ?」と思いながらジェット交換していました。
そして、二回目は中途半端は良くないので点火系をすべてノーマルにもどしてチャレンジしました。
これが笑っちゃうほどドンドン走りました。何事も無く、ほんとにあっけなく五合目まで到達しました。
これが現実です。


なつかしいなぁ 俺もバイクで五合目まで行ったことあるよ〜
というひとも居ると思います。
そのバイク 2サイクルですか?キャブチューンしてありましたか?
ノーマルなら車種によっては登頂できます。

思い出してください。
空冷2サイクル フルチューンで!ですからね。
想像を超える過酷なマシンで、想像を超える過酷なテストです。
車がキャブレター時代でも五合目まで難なく登ってますよね?

そんな過酷なテストだからこそ分かったんです。
点火強化なんかより熱価のほうがとてつもなく重要だと言うことが。



さて、それではなぜ?点火強化が何の意味も無く撃沈したのか?を詳しく説明いたします。





でもそれは次の機会に…


今日はこの辺で物語を終わります。


また、どこかでお会いしましょう〜








皆で共有したい2サイクルのセッティング その弐
JUGEMテーマ:車/バイク
 

プラグの熱価は変えてはいけない







さあ、先日の答え合わせをしましょう。

ここに熱価#6のプラグと#8のプラグがあります。
あなたの目の前にはチューンドエンジンがあります。
よりパワーを出すために多くの燃料をぶち込むセッティングになっています。
あなたは#6と#8のどちらを選びますか?


という質問でした。
今までの常識だと、よりパワーを出すのだから#8でしたが、新常識は違います。

答えは #6 です。


なーんでか♪ ←境すすむ風


知りたい人だけ先にすすむ
        ↓



先に進みましょう。

新常識ではハイパワーな車ほど 熱価は下がります。
エコカーになるほど熱価が高くなるといっても過言ではありません。
今までとまったく逆ですね。

なぜそうなるのか?そして、救世主現る までを書いていきたいと思います。

なるべく 簡単に書かなければ…

カブるメインジェットを見つけるところからキャブセッティングは始まるといいましたね。
では
何がカブるのでしょうか?


それはスパークプラグです。
カブってしまった場合、プラグを外してチェックするのですが必ずビチョビチョに濡れています。
ガソリンがベッチョリついているのです。
そういった場合、バーナーで焼いてしまうのが一番手っ取り早い方法です。

プラグをバーナーで焼くとどうなると思います?



温度がありますよね?
温度を上げてガソリンを飛ばすんです。

しかし、カブッたら いちいち、プラグを外してバーナーを焼くんですか?
めんどくさいですね〜

じゃあ、プラグにグロープラグのようなヒーター付けますか!

プラグにヒーターをつければいつでもプラグ温度が高温に保たれるから、カブリとはおさらばです。
天才現る!?



はい! いただきました!


プラグが高温に保たれる ←クリック(無料です)


えっと ヒーターつけなくてもプラグが高温に保たれるの既にあります。
いわゆる 焼け型と言われているプラグです。
天才クンさようなら〜




他にやり方が思いつかなかったのでスクショです。
#6を境に冷え型と焼け型に分かれます。

今まではパワーが出ているエンジンは発熱が多いので、冷やさないといけないから冷え型だよね。となりますが、それは間違いです。

新常識では、パワーを出すためには 濃い燃料を入れるのだからプラグが濡れてカブらないように焼け型だよね!
 

となります。
青い文章を何度も読み返してください。
とても、重要ですので。
カブリをバーナーで焼く必要がない、焼け型プラグがパワー空燃比には必要なのです。


しかし、詳しい人ほど呪縛も強いものです。

そうはいっても、プラグが焼けすぎたら、それはやばいでしょう〜
だから、まあ#11は無いとしても、#6もないでしょう〜
無難に#8とか#9とかにしといた方が安全なんじゃない?

と思ってしまいます。

そんな、あなたにお聞きたいのですが
プラグのオーバーヒートを起こしたことはありますか?

2サイクルにおいては、ほとんどがピストンの焼き付きではないでしょうか?
つまり、シリンダー側のオーバーヒートですね。

では、シリンダーヘッド側のオーバーヒートを経験したことがありますか?
僕は呆れるくらいありますが、それはむしろレーシング#11が一番オーバーヒートしました。
最短でスタートから400mも走らないうちにシリンダーヘッドがオーバーヒートした結果、
デトネーションをおこしピストンに穴が開きました。

ちなみに私は#6、#4、#2と試したことがあります。
#2!
わかりますか?#2の意味が?

#2は流石にすごかったですよ!
熱の影響を最強に受けまくるので、プラグが焼けすぎるといえます。
これぞ!最強焼け過ぎプラグです。
10000rpmまわすWJチャンバー仕様でテストしていました。
#6プラグより大きめのメインジェットをセットして走り始めました。
およそ20番手ほど上げたでしょうか。
走り始めてすぐは、ベベベベっとカブッていました。

走れば走るほど、カブリは消え ビンビンに回っていきました。
そのたびに道端でMJの番手を10番、また10番と上げていきました。
結局トータルで#40ほど上げたでしょうか。。。
しかし、2番プラグはカブルことなくビンビンに回っていきます。
その頃はシリンダーとヘッドは指で触っても、やけどする気配はありません。
冷え冷えですから焼きつく心配も、デトネーションの心配もありません。
もう、手持ちのMJは最大のものになっていたし、まさかここまで大きいMJを喰えるとは思っていませんでした。

また、その逆に#11レーシングプラグはどうでしょう。
#6の時のメインジェットではどうしてもカブリが出てしまいうまく回りません。
仕方が無いので少しづつMJを下げていきました。
そうしたら、どうなると思います??(;;)



空冷2サイクルは冷却が厳しいので燃料を多く吹いて気化熱を奪うことでオーバーヒートを防いでいます。
パワーが出るほど冷却が厳しくなるので、多くの燃料を必要とします。
しかし、冷え型といわれる#8などはプラグ温度が上がり切ることができずにちょっとガソリンが掛かっただけで濡れてしまい、カブリが起こってしまうのです。

冷え型プラグを使ったからといって、エンジンが冷えるわけではありません。
あくまで、プラグ自身が冷えているというだけの話です。

空冷で冷やしきれない熱は燃料冷却で熱を奪います。
ですから、プラグが冷え型だと多めの燃料を入れることが出来ません。
燃料冷却をする場合は、プラグは焼け型でないとダメなのです。

そういった理由から、燃料が薄い排気ガス規制後は余計な燃料がなくプラグが濡れにくいので#8になっているのです。
おっと、勘違いしないでくださいね。
後期を#6にしたからといってプラグがオーバーヒートなどしませんからね。

正直、プラグがオーバーヒートを起こしたという症状を経験したことがありません。
プラグより先にシリンダーの焼き付きやシリンダーヘッドのオーバーヒートが先に起こります。
確かに僕自身も昔は勘違いしたことはあります。
シリンダーヘッドのオーバーヒートを起こした結果、デトネーションが起きてピストンに穴が開きました。
そして、バラしてみるとプラグの電極が少しだけ溶けたようになっていたことがありました。
それを見て、ああ プラグがオーバーヒートしたんだな。。。と勘違いしたことはありますよ。
しかし、それは結果であって原因ではなかったのです。
アルミとはいえピストンに穴をあけるほどの衝撃があるのがデトネーションです。
当然、プラグにもダメージを負います。
それをプラグのせいと思い込んでしまうことは、今までの常識では仕方が無いことだったと思っています。


さて、どうでしょうか?
今までの常識が覆りましたか?
中々 心の呪縛は溶けるものではありませんが…

世界に名だたるプラグメーカーがそんな勘違いをしたまま現在にいたるはずが無いと思いますか?
しかし、2サイクルが世界のGP500から消えたのが2002年です。
10年以上前に開発は終了しているのです。
開発していないものが進化すると思いますか?

そうなると心のよりどころはレーシングカートになります。
あれは空冷で進化してきたではないか!と。

ですから最初にお話ししましたね。
レーシングエンジンとはいえ、あれはノーマルエンジンなのです。
空冷で15000rpm以上回すように初めから設計されたノーマルエンジンなのです。
しかも、とても狭いクローズドコースでは、たいした負担はありません。
特別な許可がないと走れないでしょうが、レーシングカートで東名高速 厚木-名古屋 間を走ってみてください。
今までのセッティングで走りきれると思いますか?

チューンドスクーターと言う乗り物は、元は5馬力程度のエンジンを空冷のまま無理やり2倍の10馬力以上に引き上げて、とてつもなく長い直線をアクセル全開のまま走りつつけるのが日常なのです。

プラグメーカーさんはそんな、チューンドスクータープライベーター達の事をこの10年考えてくれていたでしょうか?

当然 考えていませんよ。

私たちは見捨てられた存在なのです。

しかし、幸い #6プラグが無くなった訳ではありません。

ですから、レーシングプラグなど無くとも#6を使うことが出来るのです。


さあ、今日もそろそろ疲れてきましたよ(^^;;

次回は新常識を否定するためのもう一つの心の寄りどころもぶっ壊しつつ、
見捨てられた我々に救世主が現るところまで…
書ければいいな〜




















皆で共有したい2サイクルのセッティング その壱
JUGEMテーマ:車/バイク
 










得てして企業秘密って言うのは、分かってしまえばそんなことかよ!
と思うことが多いんですよ。

今回のお話もその手の話です。


昔々あるところに…



いや、やめとこ。

僕も校長先生の長い前振りは苦手でしたからね。


今回のお話は2サイクルのキャブレターセッティングの正しいやりかたです。

ざっくり言えば




プラグの番手は変えてはいけない




です。
以上 シンコーメタルからお届けいたしました。
では、さようなら。




























(以下、観覧注意)


いやね。
皆で共有したいんですよ。
内緒にしたければ初めから言いませんって。ほんとに。
共有するには難しいことは後回しです。
なので、一言で言えば プラグの番手は変えてはいけない でお願いします。



この事実に気がついている人は、実はかなりいます。
実際、僕もその手の記事を読んだことあります。
しかし、それがなぜなのか?というところに触れていないので、常識的に考えると「何を言ってるんだこの人?」となってスルーされてしまうんです。
僕自身、その記事を読んだとき スルーしました。


さて、常識的に考えてと言いました。
常識的って何ですか?

では、一番重要なプラグを作っているプラグメーカーさんをのぞいてみましょう。

なんやかんや NGK を見てみましょう。

2サイクルでフルチューンと言えば?
厳しいのは空冷のレーシングカートでしょうか。
レーシングプラグの番手はだいたいですが 8、9,10 となっています。

ふむふむ なるほど。

レーシングプラグの一覧を見るとだいたい #8からはじまって#11くらいまで。 最大で#15ってのがある。
唯一例外で#7ってのがあるがプラグタイプでいうとB-Eという一種類だけですね。


これだけ見ると

なるほど、調べてみたけどレーシングエンジンに使うプラグはだいたい#8〜11か。
と いうことは 僕のエンジンはハイチューンだから………
やっぱ!常識的に考えて#11だろうな!!!!

となる訳です。
だって、プラグを作っているメーカーがそう言ってるんだよ?まちがいないって!
と思うのはいたって健全です。

よーござんす。
それがまさに今日までの常識としましょう。

世界にとどろくNGKでさえ、気がついていない事実があるということをあなたは信じられますか?




実際のところ NGKの開発に携わった人とお話をしたことはありません。
しかし、ラインナップをみればすぐにわかることです。
プラグの番手を変えてはいけないという
事実を知っていれば必ずレーシングプラグに存在するはずなのです。
レーシング#6が!!





ところで僕はプラグメーカーでさえ気がついていない事実にどうして気がついたのでしょう。
僕にとってはそれがジャイロだったのです。
では、ジャイロのプラグの番手を見てみましょう。
#6と#8が純正です。
初期型は#6で、後期型は#8になりました。
#8のレーシングプラグはありますが、#6のレーシングプラグは存在しません。
なぜでしょう?


では、ホンダというメーカーはなぜ?レーシングプラグのない#6を選択したのでしょうか?
そして、なぜ?
後期型から#8を使うようになったのでしょうか?


それを知るには もう一つ 知っておくことが一つあります。


排気ガス規制


耳にしたこともあるのではないでしょうか?
この排気ガス規制がなければジャイロは#6のままだった?のかもしれません。

なぜ、かもしれないと濁すのかというと、メーカー側がこの事実に気がついていないと言う完全なる確証がないからです。
ま、確証はないけど、メーカーが気がついていればNGKにアドバイスしているはずですけどね。

さて、 なぜ? 排気ガス規制で#6から#8になったのでしょう?

そもそも熱価とは?   #6とか#11とかってなんだろう?




では、熱価の話をしましょうか。

エンジンってのはガソリンを燃焼します。
つまり、油が燃えます。
燃えると熱が発生します。
この熱を受けないようにしたのが#11で、熱の影響を受けやすくしたのが#6と思ってください。

レーシングエンジンは(特に空冷)発熱量が多くなります。
つまり、熱いのです。
熱の影響が大きくなります。
ですから、熱の影響を受けにくい#11が必要になるのです。
熱の影響を受けすぎるとプラグ自体がオーバーヒートするからです。

というのが、皆さんが知っている熱価に対する常識です。


では、この熱価の話を踏まえたうえで、どうして 前期#6 後期#8 になったのか考えましょう。


排気ガス規制とは何なのか?
簡単に言えば 燃料が薄くなったのです。
おかげで規制後の車両は特に冬場に調子が悪いのです。
冷えている時はチョークで強制的に燃料を濃くすることは広く知られています。
それなのに全体的に薄い燃料ではエンジンを掛けることさえ苦労することがあります。
掛かったとして走り出すまでの暖機運転にはとてつもない時間が掛かるようになりました。
(これはジャイロに限った話ではありません。当時、排気ガス規制後の2サイクルは皆この症状でした。そして、時代は4サイクル+インジェクションにシフトしたのです)

では、それ以前の規制前はどうだったのか?
真冬でも問題なくエンジンが掛かりました。
それどころかトルクは規制前の方があったとさえ言われています。ちなみに後期型からキャブレター口径は大きくなったにもかかわらずです。

そりゃ、燃料を薄くすれば トルクも薄くなるのは当たり前の話です。
あまりに遅くなったので、キャブレター大径に変えて対処したのでしょう。
とはいえ小径キャブの前期の方がトルクはありましたけどね。
ちなみに余談ですが規制後の2サイクルは
SJを1番手上げるだけでかなり調子が良くなりますので純正をそのまま乗っているという人がいたら試してみてください。





さて、ちょっと難しいかな?
簡単にまとめましょう。





燃料が濃かった規制前はプラグ熱価が#6

燃料が薄くなった規制後はプラグ熱価が#8






ここだけ頭に入れてください。





さあ 一度 休憩しましょうか。

ここまで読んでくれたことは大変感謝しますが、一度ページを閉じてください。
めんどくさく感じたら、そのままもう一度ページをひらく必要はありません。
プラグの熱価は変えてはいけないとだけ覚えてください。


まだ、頭がオーバーヒートしていな人は懲りずに読み進めてくださいね。





今までのことは一旦 おいておきましょう。

では、質問です。

チューンドエンジンの燃料セッティングは基本的に濃いのでしょうか?薄いのでしょうか?

答えを聞く前にひとつ言い忘れたことがあります。



パワー空燃比という言葉は聞いた事がありますか?

パワー = 馬力

空燃比 = 空気に対してどれくらい燃料を入れるか

聞いた事がない人もいるかもしれません。

では、理論空燃比はどうでしょう?
聞いた事がありますか?
理論的に一番きれいに燃える空気と燃料のバランス14.7:1と言われています。

これはね。
あくまで理論的に燃料がきれいに燃えるということなんですよ。
チューンドエンジンに求められているのはパワーです。
ですので理論は理論…パワーのためにはもっと燃料をぶち込んでやる必要があります。

パワーを出すための空燃比 = パワー空燃比  

なのです。



では、もう一つ 質問させてください。

ここに熱価#6のプラグと#8のプラグがあります。
あなたの目の前にはチューンドエンジンがあります。
よりパワーを出すために多くの燃料をぶち込むセッティングになっています。
あなたは#6と#8のどちらを選びますか?






こたえは…



僕は頭の回転が遅くてね(^^;;
読むと一瞬のこの文章も数時間考えながら書いています。
そろそろ、体力の限界なので答えは次回とさせてください。

勝手で申し訳ないです。

おやすみなさい。




















2サイクルのキャブセッティング 
JUGEMテーマ:車/バイク



シュワンツとレイニー
この写真を見ていると胸の奥から熱いものが込上げてくる。
走り屋のチームなんてものに属していた10代に夢中になって見ていたのがこの二人のバトル。
とにかく かっこよかった。
その影響もあるのだと思うが、バイクはやっぱり2ストロークが大好きです。
今や絶滅危惧種になってしまいましたが…





P156に GOGO 2ストローク という記事がある。
こんな時代ですが、2ストロークが好きなオバカさんはまだまだ元気なんですね!
嬉しくなっちゃいます。




ここに書いてあることは、基本的に2サイクルの恐怖 焼き付きを回避するためにはどうすれば良いのか?という内容です。


STDのMJは#230だが、このマシンには#270が入っている。
しかし、一度はカブって走らなくなる状況を体験してみたかったので、徐々に番手を上げていったところ…なんと#300でも普通に走ってしまった。
プラグの色を確認すると、濃すぎてダメという感じではない。
ノーマルエンジン/エアボックス付き/ストリートチャンバーという仕様で、ここまで大きくなっていいのだろうか?
何だかキツネにつままれた気分だが、走っちゃうんだから仕方がない。
もちろん、#300の次は#310を試してみるべきだがこの日は時間切れ。
結果的に我々は#300で、本番に臨むことにした。

一部引用

さて、上記の行動で何が正しくて何が残念かわかりますか?

まず、残念なところから

{徐々に番手を上げていったところ} 

ここです。
少なくとも#310は持っていた訳ですから、#270の次に変えてみるのはいきなり#310を試すのが正しいやり方です。

仮に#310で少しカブるようなら#300でセッティング完了です。
たったの2回でセッティングが決まったということになります。
そして、たったの2回で焼き付きの不安から開放されます。


それでは正しいところはですね。

{一度はカブって走らなくなる状況を体験してみたかった}

ここです。

キャブセッティングはカブるMJを見つけるところから始まるのです。

これが正しいキャブセッティングのやり方なのです。


こんな言い方では生意気に聞こえるかもしれませんね。
お前何様だよ!?って。

自分のことを言うのはあまり好きではないですが言いましょう。

僕はチューンドスクーターの中で焼き付きやすくパワーが出にくいといわれるホンダスクーターの中でも、発売から20年ちかく何をやっても速くならないと言われ続けたジャイロと10年以上格闘している男です。

現在では時速100kmを超えるパーツを装着して過酷な状況でセッティングを繰り返し、
フルチューン空冷エンジンで小田原厚木道路と箱根新道を使って厚木−芦ノ湖 間を往復。
フルチューン空冷ジャイロでセッティング変更なしで富士山五合目も走破。
そして、ついに東名高速で厚木-名古屋 をクリアしました。
まだまだ、沢山ありますが大きな声じゃ言えない事もありますのでこの辺で…

キャブレターのセッティング方法についてはいろいろあります。

今までのやり方では、難しいのピラミッドに君臨する王者ジャイロには通用しないのです。
逆に言えば
ジャイロに使える技は、他のどんなエンジンにも通用します。
レースをやっている人の方が信憑性がある!と思うかもしれませんがサーキットは基本的に過酷ではありません。
標高の変化も少ないしストレートも極端に短いです。あんなに短い直線じゃいい加減なセッティングでも壊れません。
原チャリ改で高速道路に乗るということは、アクセル全開のまま100km以上の直線を走ることになります。
そして、気がついてもらいたい。
2サイクルの100cc未満で高速道路にアタックできるのは王者ジャイロだけだということを。
基本的に125cc以下は走れません。
125cc以上のパワーがあれば巡航も楽にこなせます。(それでもつらいとは思いますが…)
オーバーヒートを知らせる水温計もありません。空冷だから。
想像を超える過酷なチャレンジであるとご理解いただきたい。


王者と格闘して10年
次回はその戦いの中で磨いた技を紹介したいと思います。
本当はものすごく悩みました。
いわゆる企業秘密にあたる技術だからです。
しかし、2サイクルが壊滅してしまっては何の意味もない…
2サイクルが廃れていく理由の一つ 必ず焼きつく というのを回避できるセッティング方法をこのタイミングで紹介しなくていつするのだ!


次回を書き終える前に寿命を迎えてしまったら、そのときはごめんなさい。