old_kpの日記

何事も経験しないと分からないが、感じ方は人それぞれ。
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やっちまいがちな圧縮圧力調整

JUGEMテーマ:車/バイク



プラグの熱価セッティングとフライプレートのおかげで高圧縮が可能になってきた2サイクルエンジンですが
ひとつ
おおきな落とし穴があるので、あらためてお伝えしたいと思います。

そうですね。分かりやすいように圧力10kg/2としましょう。


問題

ここに二種類のエンジンがあり、圧縮メーターで両方ともメーターにて10kgに調整しました。
しかし、実際には片方は10kgでしたが、もう片方は12kgになっていました。
どうしてこのような事が起こるのか考えなさい。
ただし、測定ミスはないものとする。




いきなり問題形式になってしまいましたが、8月7日は1/32mile KNカップです。
恥ずかしながらうちもショップブースを出すことになったので、マシンをちゃんと整備しないと…
ショップなんて出したこと無いし… 大丈夫かな…



とりあえず、カマキリ号の圧縮を測定してみました。


まぁ だいたい 13kgってところかな。



もう一つメーターがあるのでそっちでも測定してみましょう。

こちらはパスカルなので分かりにくいですが。
kg/cm2でいうなら10.5kg/cm2くらいになるのかな。


もちろん、どちらのメーターも壊れていません。正常です。
同じエンジンなのに13kgと10.5kgという差が出るのです。
それが問題の答えになります。


ではここでもう一枚の写真を見てください。

何か違いに気が付きますか?
そうです。
プラグの種類です。
基本的に原付はネジ部の短いタイプですが、エンジンによっては通常のプラグが使われています。
しかし、圧力メーターはネジ部の短いタイプ用しかありません。
写真右にあるメーターは通常のプラグ用に僕が作ったものです。

市販の圧力メーターを使って測定すると、通常プラグのエンジンの場合圧力が2kg前後低く表示されるのです。

これはプラグのネジ部の体積分、燃焼室の体積が増えたことになり圧縮が低くなって表示してしまうのです。




まとめると
市販のメーターはショートプラグ用であり、
ショートプラグエンジンの場合はそのまま測定できるが、通常プラグのエンジンの場合は2kg前後低く表示されます。



これを知らないと 

通常プラグエンジンで測定したら11kgだったからいいかな?と思っていると実は13kgだった!

となってしまいます。
とはいえ、どこまでの高圧縮が可能なのか??
それは今のところ誰にも分りませんが(笑)




マニアコーナー!

同じエンジンでも、プラグ熱価によって圧縮が変わります。
プラグのガイシの部分を見てください。
例えば#11プラグなどは熱の影響を受けないように、ほとんどガイシで蓋をされている状態ですが、#6などは深い溝があります。
この溝の分 体積が増えるので実圧縮は下がるという訳。


それではみなさん。
イワイサーキットでお会いしましょう〜!