old_kpの日記

何事も経験しないと分からないが、感じ方は人それぞれ。
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ポルシェの焼き付き
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いやー
錦織圭選手 おめでとう!
かっこいいですねー


きっと ケイ って名前の子供増えるんじゃないかな?(笑)

ノールック キャッチ 

かっこよかったですね。
しかし、あんなふうに地面にラケットを叩きつけたら 壊れちゃうんじゃないか?と不安になります。
カーボンラケットは丈夫なんですね。

そういえば三菱航空機の国産初のジェットにはカーボンが多用されて軽量化がされているんだとか
受注も決まったようなのでなんだか嬉しくなりますね。
メイドインジャパンってね。

今まではチタンとかジュラルミンとかが争っていましたが これからの時代はカーボンとか樹脂系の時代になっていくんでしょうね。

自転車の軽量化競争もカーボンに軍配があがったみたいですし。

突然ですが

ポンピングブレーキ

教習所で習ったから知っていますよね?
今の時代なら人間ABSというのかもしれません。
カテゴリの運転技術で書いた、

1秒間に三回くらいブレーキペダルをポンピングするとブレーキロックでぶっ飛んじゃうのを防げる

というやつなんですが
雪の日に試したら 1秒間に三回じゃ ダメだったんですよ。

ポンピングってつまり ブレーキを離してタイヤを転がせる のが目的です。
雪上では
グリップが悪いので 一度ロックしたタイヤを再び転がすためには 少し時間が掛かってしまうんですね。
12インチですら そうなのですから 今や19インチ20インチに迫る重い大経タイヤではもっと厳しくなるので、アルミホイールでは対応しきれなくなるはずです。
クラッチやブレーキでもカーボンは大活躍しているので、今後のホイールはカーボンが主役になればいいのにと願っているんです。

しかし、いかんせん 価格が高いのがネックで普及しません。
でも、三菱航空機のジェットにはカーボンが使われている訳ですし
これから、自動車もカーボンを多用するでしょうし
カーボン産業が活性化すれば 同時に価格も下がってくるはずなので
これからのメイドインジャパンに大いに期待したいです。


えっと なんの話でしたっけ? そう ポルシェでしたね。樹脂でポルポルが復活というお話です。



以前にも ポルシェのエンジンの焼き付きを樹脂を使って修理をしました。
新車よりも静かになって快適に走っているそうです。
いかに精密なクリアランスが大切なのかがよくわかる話ですね。

上から話 
最近になってやっとこ プレーンベアリングに樹脂を焼き付けた新製品が出てきました。
早くピストンやシリンダーにも採用しやがれ といいたい。
私のところでは20年前からやりはじめている(コーティング素材自体はもっと昔からありました)
とても古い技術なのですから…
メーカーさん
とっとと 私なんぞ追いつき追い越してくれませんか?

今回は前回より かなりハードにやられたエンジンが入庫しました。
つまりそれだけ壊れやすいんですよね。
ポルシェって。


ギタギタどころの騒ぎじゃありません。
スカートが摩耗しまくりでした。


正常なら2.3mmくらいある肉厚ですが


こちらは1.5mmくらいまで薄くなっています。
こんなになるまで乗るか?普通…

ほぼ1mm削れちゃっています。
これは今までの常識なら オーバーサイズピストンにしてボーリングが必要になります。
しかし、こんな状態でも樹脂を使って復活させましょう。



まず、シリンダーをホーニングして、凸凹のデコをならします。


今度はコーティング樹脂をパテがわりに焼き付けて、あらためてホーニングします。


そして、全体にコーティングを焼き付けて完成です。
すこし、縦傷が見えますが 下の方ですし自己形成で摺合わさるので問題ありません。



ピストンもデコをなくしてからコーティング樹脂を何度も塗り重ねて厚みを作っていきます。



これは厚く塗り重ねた樹脂を焼き固めてから 旋盤でさらった状態です。
厚く重ねたので巣が出来まくっています。
これをまた塗り重ねて埋めていきます。


そうするとこうなる。
今まではこのちょっとした巣を完全に埋めようとしていましたが
ちょっとまてよ これくらいなら逆にオイルだまりになるから こっちのほうが都合が良いことに気がついたのでこれで完成としました。


ちなみにポルシェ純正でもコーティングはされているのがわかります。
あたりがきついところは剥がれていますね。
リングの上 トップのところも擦れてピカピカです。
元々のクリアランスがかなり広めでガタガタなので、こんなに薄いコーティングじゃ全然足りないのです。


今回は 動画を撮ってみました。
焼き付いた6番シリンダーのガタと正常な5番シリンダーのガタ
そして、コーティング後のガタです。


https://www.youtube.com/watch?v=9G_XLDXAlic&list=UUIKdYRpDVUYc-PFBLmNR8nw

https://www.youtube.com/watch?v=l7TU5tapikc&index=1&list=UUIKdYRpDVUYc-PFBLmNR8nw


超精密なクリアランスってのは 自己形成じゃないと作れないのです。
精密な加工をすれば…というのは人間の思い上がりです。
ですので慣らし運転はとても大切なんですが
通常車ですと きっちりとしたアタリがついてくるのは10万キロくらい走る必要があります。
そうなるとだんだんガタが広くなってしまうので
あらかじめクリアランスを狭く設定し10万キロは大人しく走ればなかなかのクリアランスを作ることができます。
慣らし運転10万キロ! できるかな?(笑)

できるわけねーですから そこで樹脂が活躍するというわけです。
お互いが摺合わさって お互いにちょうど良い形になっていく これが自己形成です。



ベアリングのシールとか タービンのゼロチップクリアランスとか自己形成を使っているのだから
シリンダーとピストンにも純正採用して欲しいと思うんですが…
いつになることやら(^^;;





コメント
from: サイトウ   2014/09/09 6:26 PM
自己形成で完璧なクリアランスですね(^^)
from: oldkp   2014/09/09 9:42 PM
これくらいの排気量なら、大雑把でもあんまり問題じゃないんでしょうけどね。
2スト小排気量じゃ 一発で壊れるレベルです。
いんだか悪いんだか(^^;;
from: ぇっちん   2014/09/09 10:04 PM
土山峠の動画が気になってしまいました(笑)σ( ̄∇ ̄;)

あれだけデカイエンジンを作業するのは大変そうですね。。。
from: oldkp   2014/09/09 10:22 PM
ああ 駆動系開発の記録動画ですか?
ほんと 小排気量の駆動系は難しいです(><)
でも、本日 センスプは決まりましたよ。
あとはセンスプに合わせたカム溝なんですけど、それもやっと方向性が見えてきました。
from: ライ・スケ   2014/09/10 11:07 PM
こんばんわぁ〜
昔、ポルシェエンジンのシリンダーはアルミにメッキ(ポーラス?)なのでアルミ製のピストンと熱膨張率がほぼイコールだからクリアランスは最小限、と聞いた覚えがありますが、車種により違うのかしら?

エンジン内部のプレーンベアリングに樹脂コートが可能ならば、スフェリカルベアリングにもコートできますかねぇ?
なにせ、このベア(リアサスリンクのベア)ときたら樹脂コートしてあるのにモリブデングリスを使用して組んでも、1000Km持たないものですから・・・
from: old_kp   2014/09/11 2:51 PM
こんにちは!
うちに送られてくるシリンダーは全部鋳物スリーブなので、価格帯によってちがうのでしょうね。
ベアリングですけど、250度前後で焼くので樹脂がダメになると思います。
このコーティングが効果があるのは
オイルで満たされた状態ですのでプレーンベアリングはOKでもスフェリカルでは条件に合いません。
リヤサスならば動きは回転のみのはずなので、普通のベアリングを使ったほうが耐久性が出ると思いますけど、スフェリカルじゃないと取り付けができない構造ならグリスニップル付きを選んでこまめにメンテするしかないと思います。
車でもよくピロアームとかありますが、持ちはわるいんですよね…
from: kubo   2014/10/01 12:52 AM
初めまして。画像を見て驚いています。ピストンのスカート部分がテーパーで絞られてもあんなに擦れて痩せているのですね。
from: old_kp   2014/10/01 4:49 PM
>kuboさん
はじめまして!
ポルシェのこういう症状は結構あるみたいですね。
これだけ削れたということは
異音が出たまま、乗り続けたという事なわけで
それってどういう人が運転しているんだろう?と思います。
ポルシェに乗る資格ないですよね。
どちらにせよ、暖気運転なしで全開とかすると確実にやばいエンジンであることに間違いはありませんです。
from: kubo   2014/10/02 12:34 AM
ありがとうございます。
>異音が出たまま、乗り続けたという事なわけで
それってどういう人が運転しているんだろう?と思います。
実は、私のような人間かもしれません。(笑) 
昨年、中古で買った06年987 走行5.6万KM のオイル消費がひどく、500KM/Lと2ストスクーターもびっくりする状態で対応策を探していてこちらにたどり着きました。

原因探究でプラグホールよりシリンダー内を見たら、右バンク3本共にキズ入りで愕然としました。

ポルシェジャパン(PJ)にクレームもあたってみましたが、PJの点検履歴が数年分しか無い為に該当しませんでした。
相談にのっていただけますか。
from: old_kp   2014/10/02 7:06 PM
なるほど、そういうことだったんですね。
コーティング依頼であれば、全然大丈夫ですよ。
シリンダーのゴムとかパッキンを全部外した状態にして、ピストンと一緒に送っていただければ、状態を確認してからの作業になります。
右バンクだけの焼き付きとのことですが、両バンクの加工をオススメします。
ただ、仕事の受付窓口は多摩ピットになるので、料金等のお問い合わせは http://tama-pit.com/contactこちらにお願いいたします。
from: kubo   2014/10/03 1:09 AM
多摩ピットさんへ早速問い合わせのメールをしました。
EG降ろすべく心の準備と、部品の調達とガレージの整理を始めます。
from: 薬師丸   2018/06/16 1:52 PM
以前RZRのシリンダーとピストンのコーティングして頂きました調子よく走っていますが、24000kmで施工してもらってあれから10000km程走ってます、排気口から見るとコーティングはほぼ残っていないように思います。

2ストなので再度コーティングしてボーリングを先延ばしするのは難しいでしょうか?

またRZRキャブVM26の円形スロットルに、張り付き防止のコーティング施されてますが剥げ落ちてきている固体が多いです、ヤマハからは純正部品はもう出ません。
このコーティングをキャブに応用して好ましいでしょうか、良いならRZRの乗り掲示板に勧め様と思います。
from: old_kp   2018/06/16 9:13 PM
>薬師丸さん
こんばんわ!
コーティングなのですが、この記事のポルシェシリンダーの様に刻まれた傷にコーティング剤が入り込んだ部分は距離を乗ってもなくなることはありません。
つまり、2ストだと、焼付いたシリンダーとピストンを復活させるのに適しています。
再度コーティングという事ですが、何か不具合が出ているのでしょうか?

カッタウエイへの加工ですが、PWKなどのメッキにはコーティングは出来ませんが、その他はやってみないとわかりません。
メッキでなければ、テストしてみてもいいかもしれませんね。
from: 薬師丸   2018/06/18 9:53 AM
何の不具合もございません、ただただ走行距離が伸びたのでシリンダーとピストンが摩滅してそれが加速度的に進みそうな気がして。
コーティングしたピストンとシリンダー組んだ時のあのきつきつ感が忘れられなくて、自己形成したクリアランスはどれ位持つのでしょうか、ピストンリング在るので短時間でしょうか?
from: old_kp   2018/06/26 6:03 PM
>薬師丸さん
ビジネスですから、たびたびコーティングしていただける事に越したことはないのですが(笑)

問題がないのならそのままでよいと思いますよ。
シリンダーとピストンの精度にもよりますが
実績としてはたとえリングの摺動面でも凹んでいるところは残っています。
ピストンもアタリの弱い所は残って均一なクリアランスを保っています。

コーティング云々よりも、2サイクルオイルに気を使ってください。
オイル銘柄というより(ホンダ純正とカストロールはお勧めしませんが)添加剤を使って見てください。
おススメはベルハンマーのようなタイプです。
どんなに良いベースオイルでも越えられない壁を添加剤は超えてきますからね。
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