old_kpの日記

何事も経験しないと分からないが、感じ方は人それぞれ。
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センタースプリング 各社
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以前に センターSPの特性を紹介しましたが
そのとき 線間密着に注意!といったんですが
なんのことか 
わからないだろうなと思って
写真を撮りました。

ライブディオ純正

約19mm

亀ライブディオ15%UP


約20mm

D赤ライブディオ10%UP

約25mm

これは巻き数の違いから こうなります。
これでなにが問題かといいますと
センタースプリングスライダーを付けた時
スライダーが厚いタイプにD社を組み合わせると
トルクカムが開かなくなり
変速が出来なくなる ということです。

なので 良かれと思って付けたパーツが
セレクト次第で台無しになる訳です。

これは 

センタースプリングスライダーを入れたら 最高速が落ちた
だから センスラは良くない

という意見の原因のひとつになっています。



じゃあ D社を使わなければOKってことですが
バネには レート以外に 重要な特性がありまして
各メーカーの特性を利用して セッティングしたい訳です。

大まかに言うと 

荒巻 と 細巻 の二種類

荒が純正と亀
細がD社

となる。D社には3%UPとか純正レートとかありますが
巻き方が純正とは異なります。

荒巻は縮んでいけば いくほど どんどん硬くなる

細巻は縮むと 少しづつ硬くなる

という感じになります。

あくまでイメージですが
仮に同じ自由長、バネレートの巻違いのセンスプをトルクカムに組んだ状態でのバネレート変化は
(荒巻を組んだ状態が レート1  全部開いたらレート10として)


閉じた状態

荒巻   1
細巻   3  




半分開いた状態でいうと

荒巻   4
細巻   6


    
3/4開くと

荒巻   7
細巻   9



全開だと

荒巻   10
細巻   10


これは 全開時にバネレートが10ということが同じだけで
閉じたときや半分のときなどは 大きな違いがでます。

(これは自動車のサスペンションにも採用されています。純正は荒巻、車高調は細巻)

たとえば こんな使い方です。

例1

ライブ純正で 発進から 最高速までしっかり変速できるけど
急発進時にベルトが滑ってしまう。

こんな時は 細巻の純正同等バネレート(たとえばD社白スプ)
を使えば 発進時のレートが上がるけど
最高速付近のバネレートは同じ
なのでベルトのスリップを抑えつつ 最高速まで変速できる
となる訳。
(D白のセット加重と純正SPのセット加重を量った訳ではありません)

例2
60kmくらいまで速いんだけど
そこからEG回転が落ちて加速が悪い

こんなときは 荒巻(たとえば亀15%)を使うと
60kmくらいまではそれほどレートUPしないが
それ以上からどんどんレートが硬くなるので変速を遅らせ
エンジン回転をキープ出来
最高速までスムースに変速できるようになった。




各メーカーの意図はセンスプやトルクカムを見れば少し分かります。

麻呂ッシの付属の白センスプは
柔らかくて長い。

ということは
閉じた状態でもかなり縮めて組みますから
やわらかく感じても 実は結構バネレートはあります。
開いていくと それほど硬くないので スムースに変速できるのです。
これは マロッシプーリーのローラーウェブの角度を見ても判断できます。
かなり立っていますから プーリー自体は変速しにくい特性です。
これに はじめは硬いが変速しやすいセンスプを組み合わせて
発進時のベルトの滑りを抑えつつ
しっかりと変速させようという意図を感じます。

きた子のトルクカムはへの字が選べます。
ということは トルクカムで後半変速しやすくしている訳です。
なので 麻呂同様 変速しにくいプーリーを作っているわけですね。
(まあ への字には問題あり!湾曲にすれば 高評価だったろうに)

0のトルクカムは直線のみです。
ということは トルクカムで変速を抑えていますから
プーリーは変速しやすい特性でしょう。

トルクカムだけでなく センスプの特性を積極的に利用している麻呂は
やはり 一枚上手な感じがしますね。

ジャイロなどはせいぜい 10000回転以下なので
変速しにくいプーリーを使うと
WRの遠心力が足りず
最高速まで持っていけない場合があります。
なので
きた子プーリーを使って 直線溝カムにして 強化センスプ入れると 伸びてこないセットになります。
こういう場合は への字カムにすればいいんですが
角度が急すぎて変速ムラになるので
嫌われるんですよね。
なのでJOGのような湾曲カムがホンダにもあれば
各メーカーのプーリーを使いこなせるようになるはず!
なんですがねー
ねぇ
きた子さん。


コメント
from: サノッチ   2010/06/15 8:16 AM
ほほう・・・

 そういう理屈なんですか〜。
ちょっと理解が深まった ような気がします。
有難うございます。

相棒は結局ノーマルSPを継続してますが、ベルトが少し馴染んできて低〜中の回転数が500回転ほど上にスライドしたので4,000〜6,500rpmまでのイライラ感がかなり解消されました。
from: old_kp   2010/06/15 9:15 AM
麻呂なんかは
何馬力ないと このセンスプは使い切れない

という表現をしますが
トルク×回転数=馬力 なので
回転数が低いと堅いセンスプは変速しきれない
という意味なんですね。
もちろん ローラーウエブ、カム形状によって
大幅にかわりますが
センスプの選び方の基本は同じですよ。
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