ただ僕の気持ちが盛り上がらない。
デカヘッドは盛り上がらない。
むしろ極小ヘッドはどうなんだ?
という事で極小ヘッドのアイアンを作ってみました。
今まではミズノのマッスルバックを使っていました。
これも小ぶりのペラペラアイアンでしたが、僕の知りえる限りこれ以上小さなヘッドは無いと言えるマッスルバックはクリーブランドのCG1。
これををベースに作っていく事にしました。
ちなみにCG1はマイナーチェンジで一回り大きなモデルになったんです。
これは使っていた事もありますが中々手強いモデルでした。
これの初期型は更に小さくナイフの様なマッスルバックです。
およそ使おうとは思えないアイアンをベースに作りたいと思います。
安心感は皆無です。笑
さぁ鉄工所の特権を使います。
ハイバウンスにしてトゥ側の面取り部分を肉盛りします。
一見なんて事無さそうですがこのデザインこそが重要なのではないのか?
見た目のイメージを大きく変える事なく低重心化して芯がトゥ側に少しですが広がるのです。
これによって今年シニアのアマチュアでも打てるマッスルバックになればよいなと。
変化の度合いは数値の上では微量でも実際打ってみると、使える使えないのギリギリのラインを超えてくるのです。
(ちなみに重量調整はネックの中をドリルで掘って行いました)
さて鉄というものはそもそも焼きが入って硬くなる物質です。
しかもムラがあったりします。
このアイアンはどうも鋳物のように感じます。
鋳物は硬くて脆いものです。
以前このシリーズをライ角調整したら折れてしまった事がありました。
調整出来ないマッスルバックなんて意味ないですよね。
それ故に柔らかいとされる軟鉄が良いとされているのでしょう。
では硬くて脆い鋳物はどうするのかというと焼鈍をします。
ゴルフ的には焼き鈍し製法とか言ってましたね。
申し訳ないのですが僕らが言うところの焼鈍にはまったく及ばない製法だと思います。
鋳物でも完璧に焼き鈍せば鋳物も軟鉄の様にグニャグニャに調整できる様になります。
基本調整が終わったらメッキに出します。
僕の好きなブラックニッケルメッキです。
好みは分かれるところですがシブイなぁと思っています。
あ。
背面のボコボコはハンマーで叩いて潰した後です。
フェイスやネックは柔らかく背面だけ鍛造にしてあります。
腱鞘炎になるほど叩きまくるには訳があって打感が良くなるからなのです。
どんだけ変わるのか?
言葉では説明出来ませんが良くなる気がしてます(^^;)
グリップは重さを測り、誤差を利用してバランスをとります。
今回のポイントのひとつ
シャフトですがNS950GH NEOにしてみました。
謳い文句は最新の大型ヘッドに対応したとかなんとか。
ま、そんな事よりも振りやすいかどうかです。
フレックスは大変珍しいと思われるXにしました。
しっかり振れる軽硬です。
ずっとマッスルバックを使っていて唯一の不満は距離がでない事でした。
7番で150ヤードが目安なんですが
頑張っても145が良いところでした。
ヴィンテージだから仕方ない?
あと5ヤード。
軽硬シャフトで稼げないか?
そんな理由がありました。
番手ずらしも合わさって割とストロングロフトにしました。
シャフトも振りやすく1番問題となるロングアイアンが想像よりも飛びました。
これは物凄い事だとしっかりと認識してこの特性を活かそうと思いました。
ペラペラ極小のマッスルバックでシニアのアマチュアがいきなりロングアイアン打てると言うのは何かのバランスが絶妙に良いのだと思うのです。
10年くらい前にオリジナルを打った時は今よりも若く体力もありましたがこんな球は打てませんでしたから。
再調整しての試打です。
同じ様に測定して作った筈なのにバラつきが出るものですから実際に測定して調整しないと使い物になりません。
動画で伝わるか分かりませんがロングアイアンはとんでもない弾道です。
少しくらい芯を外しても手が痺れる様な振動もありません。
鉄の特性を変える加工までやった甲斐があるってもんです。(^^)
ひょんな事からウッドパターを譲って頂きました。
磨いてクリアを吹いたらなんとも美しい。
次のラウンドはこれを使う事にしました。
とは言えショートコースでテストしてみるとかなりの重ヘッドでL型なので強制的にフェイスが開閉してどこに飛んでいくかわからない癖の強さでした。
アイアンも2回しか打ってないし
パターも癖が強いけどいきなりラウンドです。
キャディーさんもビックリ‼️のオールヴィンテージクラブ笑
コースは2回目のロイヤルスターです。
ここは気持ちよく振れるから上達も早いのではないでしょうか?
150ヤードなら8番で届いたし
5番はラフから180ヤード届きました。
圧巻だったのはハンディキャップ1のホールの二打目
上りの200ヤードを4番で見事にON。
クラブを信じて振り抜いたら本人が1番ビックリする弾道で飛んで行きました。
キャディーさんに褒めてもらった事は嬉しかったですね。
パターはやはり難しく…
と思ったらロングが入ったり
距離感出たりと妙に調子が良い。
パターも奥が深いです。
良い勉強になりました。
結果は88でした。
クラブに助けられた感覚です。
ヴィンテージクラブに助けられるって変な話ですけど
少し加工するだけでお助けクラブになるのだからゴルフってのは奥が深いですね。
仲間にも恵まれて楽しいラウンドでした。
次はどんなクラブ作ろうかなと。
遊びはまだまだ終わらない。
お付き合いありがとうございました😊
JUGEMテーマ:スポーツ
気がついたら今年も後少しですね。
大きな怪我も風邪で寝込んだりすることもなく過ごして来れた事に感謝です。
さて、今年のゴルフはクラブ作りが一気に加速した年だったと言えると思います。
鉄工所の親父が作るとこうなると言うのを紹介したいと思います。
ドライバー
1wは最初の頃は純正ウエイトを外してから効果的な所に鉛テープを貼って遊んでいました。
このレベルの初速が出るクラブは2022最新モデルでもそうそうありません。
殆ど化物レベルだと思いますが!
スピンが分からないので本当の飛距離はコースじゃないと分からないんですけどね。
こんな事を個人的にやっているのはおそらく世界に何人もいないでしょう笑
しかし流石カーボンです。
ヘッドの性格がガラリと変わりました。
ディープフェイスでハイバックで低重心で軽いヘッドだとこうなりますよ
という結果だと思います。
このヘッドもまた今年の最新モデルの初速に負けていないと思います。
ここで何故だかパーシモンが気になってしまいました。
木で出来たヴィンテージクラブです。
今は骨董品として取引されていて実際にプレーする人は世界的にも殆どいない様です。
そんな骨董品を惜しげもなく改造してしまいました。
木だけど僕なりに最新の理論を取り入れました。
これは最新のクラブの初速には及びませんが弾道がおもしろいんですよ。
中弾道なのでアゲインストでも突き進みます。
おそらく初速ではなく低スピンで距離を稼ぐタイプになった様です。
パーシモンで低スピンってのも笑えますが、
アゲている時は最新クラブをオーバードライブするチャンスだったりします(^^)
その他はパーシモン形状のフルカーボンヘッドを自作しましたが、前回紹介しているのでここでは割愛いたします。
アイアン
アイアンこそ鉄工所の醍醐味ですね。
クラブメーカーは型以上のものは作れないと言っておりますが、溶接肉盛りが出来るので今までにない形状な物も作れます。
ちなみにジュラルミン鋳物ヘッド製作もチャレンジした事ありますが、コースでは使い物になりませんでした。( ;∀;)
実際は作っても大概は使い物にならないんです。
ゴミの量産でしたが20年以上続ける事でやっとコースで使える様になってきました。
ちなみに金属の残留応力の処理についてはクラブメーカーより僕の方が分かっている部分もあると思うので、
本当の意味での軟鉄鍛造アイアンとはこのアイアンの事なんだと思っています。
打感は好みではありますが、軟鉄の吸い付くような打感を味わう事が出来ます。
ウェッジ
1番ゴミを量産したのがウェッジです笑
でも、チャレンジングな形状を沢山試せました。
とにかくスピン性能に特化したやつはここまで行きました。
これは僕のような素人が掛けられるレベルのスピンではありません。
クラブ形状によって生み出されています。
ただ、これはスピンが掛かるけど扱いにくい部分もあったので少しずつ改良していきました。
これはかなり良かったモデルです。
ソールを捻る事(ツイストソール)でプロのフェイスターンをオートマチックに再現できます。
ただ、ハイバウンス過ぎて冬の薄芝では扱いにくかったのでローバウンスも作りました。
かなりのローバウンスなので優しい訳ではありません。
従来のウェッジのローバウンスはプロでも扱いきれない事がある程に難しいクラブですが
ツイストソールならオートマチックに助けてくれるので僕でも扱えます。
ローバウンスのミスとはボールの下を抜けてしまう事なんです。
バウンスが地面に当たっても何も仕事しないからいわゆるダルマ落としになってしまいます。
ツイストソールだとヒールのバウンスが地面に当たるとフェイスが返るんです。
するとロフトが立つのでボールの下を潜り抜ける事が無くなります。
要は引っ掛かけを利用するのです。
引っ掛かると左に強く出てしまうと想像する人も多いと思いますが、58度のロフトではそんな事はありません。
卓球でラケットをカットしてスピンを入れる様にフェイスがターンする事でよりスピンが入ります。
しかも勝手にそうなるんですよ(^^)
パター
パターもこれまた世界初なのではないでしょうか?
複数の素材を使って作りました。
かっこよく言うとマルチマテリアルカーボンパターです。
さらに恐ろしい細工をしてみました。
ラウンドフェイスです!(ソールを銅板に変更)
おそろし過ぎて誰もチャレンジしたことはないのでは?笑
これには理由がありまして、僕のパターイップスになりかけを治す為なんです。
フェイス面の向きを気にし過ぎてストローク、つまりタッチが出せなくなっていたのですよ。
パターってタッチが1番大切で入るかどうかはライン次第!
しかしフェイス面の向きばかり気になるのです。
ラウンドフェイスだとフェイス面の向きはどうでも良くなります。
するとストロークに集中出来るのでタッチが出てくるんですよ。
個人的にはこの治療は効きました(^^)
さて、各クラブの調整が済んでからのラウンドの結果をみて貰いましょう。
初めてで100切りは難しいと言われる裾野カントリーです。
12月なのに朝の練習無しで臨んだらいきなり2回もOB出しながらのスタート。
クラブの特性を探りながらのプレーでした。
薄暮プレーなので後半はナイターです。
やはり練習無しでスタートしたら3回連続大ダブりからのボギーから始まりました。
ナイターはボールが見つからないとかラインが読めないとかありますが桜コースは慣れているのでなんとかまとまりました。
ここも初めてのラウンド。
山岳でドッグレッグだから見えない所に打っていく戦略的なコースでしたが、
ひたすらドライバー(パーシモン)を振り回してプレーしました。
お陰でかなりボールを無くしました(^^;;
パーシモンで2022モデルのドライバーをオーバードライブしているの図。
コブラとPINEに勝つパーシモン(^^)
さて、僕の作ったクラブでのラウンド結果はどうだったでしょうか?
人によっては僕個人の能力の問題と思う人もいるかも知れませんし、90台ですから目を見張る様なスコアでもありません。
しかし変なクラブだったらまともにプレーなど出来ません。
奇抜な発想のクラブに見えるかもしれませんがちゃんと考えて作っているつもりです。
個人的にはパターがとにかく良くなったイメージです。
ほぼ3パット以上になってしまって100以上のスコアが続いていたので救われた気持ちです。
来年もまた考え抜いたクラブを作ります。
遊びまだまだ終わらない!
クラブ作りに共感してくれる人は居ないと思いますが
今年も沢山遊んでくれてありがとうございました。
みなさま良い年をお迎えください。
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僕はパーシモン職人達が仕事をしている姿を見た事はない。
しかし時を超え
パーシモンをさわっていくとその苦労が伝わってきます。
最近ゴルフを始めた人にとって1番ウッドとか3番ウッドとか、不思議に思うかもしれません。
ウッド?チタンなのに?
アイアンは今でも鉄だからそのまんまですが、ウッドはなに?ってね。
まぁ言うまでもなくゴルフが始まった当初は木から作っていたんですよね。
だからウッドと呼んでいたんですね。
しかし現在は木製のウッドは作られていない様です。
クラブに適した木の成長が間に合わないのだそうです。
そうだとしたら、全てのゴルファーに供給する事は出来ません。
よって木は諦めて他の素材を探す必要があります。
パーシモンが無くなっていったのはこんな理由もあったんですね。
と
言うことで。
木の代わりになる物として僕はカーボンファイバーを選びました。
一般的にカーボンって
ドライカーボンとウェットカーボンがあると言われています。
当然ドライカーボンの方が軽くて強度が強いと言われています。
しかしそれは全てにおいて正しい訳ではないという事を知っていますか?
昔、本物のドライカーボンで2ストのリードバルブを作った事がありました。
結果はあっという間にささくれて壊れてしまいました。
なるほど、世の中にはウェットカーボンのリードバルブしか無いわけだと知りました。
固める樹脂を極限まで減らしているので衝撃に弱くて繊維がバラバラになってしまうんですね。
ゴルフクラブもとんでもない衝撃がかかるので、セミドライカーボンが適切だろうと考えました。
要するに手作りするとセミドライカーボンになるだけなんですけど笑
しかしまぁ初めて作るので苦労しましたよ…
途中諦めかけた事もありましたけど
なんとかボールを打てる様になりました。
が!
キャプテン翼のドライブシュートが打てるクラブになってしまった…
その後、作り直したら強度不足になったり…
苦労しました。
ちなみにデザインは完全オリジナル。
発泡スチロールを型にして作りました。
スポーツカーのGTウイングをひっくり返した。
つまり飛行機の翼ですね。
これは結構効果あったのではないか?と思います。
力んでもなかなかダフらないので
浮き上がる力が働いているのでしょう。
空力にもチャレンジ出来るのは自作の良い所ですね(^^)
ボール初速は70を超えています。
練習球でこの数値は一般的にめちゃくちゃ飛ぶクラブの部類に入ります。
つまり化け物級が完成した訳です。
おかげでシャフトが耐えられずに数万円する新品が折れてしまいましたが…
気を取り直してシャフトを差し直して微調整したのがこの動画です。
詳しい人なら分かってくれると思うのですがゴルフ業界がひっくり返るほどの特性を持っているのではないかと考えています。
これに近い製品はミズノだけ?が販売しているようですね。
さすがミズノ!なのですが
さらなる可能性に気がついて居ないかもしれません。
出っ歯のユーティリティ(FP値多目)を作っていますが、それは球を拾いやすく上がりやすいからというのが主な理由の様です。
出っ歯。
つまりFP値多目だとお尻が垂れにくいのだから大型ヘッド、つまりドライバーこそ採用すべきという事に注目して頂きたいです。
m(_ _)m
ちなみに僕のアイアンはミズノ。
パーシモンもミズノ。
パターもミズノ。
メタルドライバーもカーボンで自作するまではミズノです。
ミズノさん
本当に大型パーシモン作ってくれないだろうか?
フルカーボンヘッドの先駆者であるミズノさんこそ!(>人<;)
さて、このクラブ。
コースではどうだったのか?
特性を掴んだら殆どOBはありません。
知らないコースでロストした事はありましたが、曲げてOBにはなりません。大きく曲がらないんです。
飛距離は曲がらないから叩いていけるのでPAR4でフェアウェイ飛び越えてグリーン手前まで飛んだりと幸福の壺並みに胡散臭いレベルです笑
この1号機は失敗を重ねてやっと完成したものであり、この経験を活かして2号機を製作したらどれだけ飛ぶのだろう?と妄想を膨らましております。
(╹◡╹)
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パーシモンまでやってますが最近はかなり良くなってきました。
(弄るたびに壊しに壊して20年以上経ちました)
良くなってきたと言うか
理論も実績も大手メーカーが今作っている最新クラブを超えた部分もあります。
大袈裟?勘違い?いえいえ本当です。
大手メーカーが今作っているクラブよりは!って事なんです。
つまり過去のクラブの方が可能性を秘めています。
過去のクラブとはいわゆるパーシモンです。
ウッドと言われるゆえんとなったあの木で作られたクラブです。
まぁ ここまでは何の冗談かと思うでしょうね笑
ところがどっこいガチもガチ!
これから説明していきましょう。
パーシモンから現在までの進化は重心位置にあります。
重心がフェイスから遠い所にある程に芯が広くなります。
つまりより飛んで曲がらないという事です。
パーシモン時代は真ん中辺りにありました。
そこから現在は後ろに下がっていきました。
これは優しくなるのですから正当進化です。
しかし…
ヘッドが大きくなり、後方が重たくなるととんでもない問題に悩まされる事になりました。
振れば振るほど飛ばなくなるのです。
これでは本末転倒です。
ヘッドスピード(HS)が速い人が振るとロフトが寝てしまい飛ばないので、ロフトを立てると今度はHSが遅い人が使うとボールが上がらずに使えないクラブになってしまうのです。
これが現在のクラブの問題であり、未だ解決されていません。
なのでHS別に数種類ヘッドが用意されています。
ドラコン選手用
ツアー選手用
一般男性用
シニア用
レディース用
少なくともこれくらいはあります。
別にこれならこれで良いじゃんと言われればそれまでですが、解決できるものなら解決した方が良いと思いませんか?
(基本的にクラブはロフトが立っていると難しいんです。ロフトが寝てくる事を見越して立てたクラブで少しでもHSが遅いとロフトが寝てくれずにミスショットになってしまいます。疲れてくる後半に対応出来ないんです。)
プロでも女性でも理想的なボールの打ち出し角度は基本的には同じです。
注目すべきはボールを打つ瞬間のフェイス面のロフト(インパクトロフト)です。
例外はありますけど
男子プロ用はロフト立ってますが
インパクトの瞬間はロフトが寝て9〜11度になります。
レディースもインパクトロフトは10〜12度です。
インパクトロフトはどちらも10度前後ですからもしお尻が垂れ下がらないヘッドがあったとしたら女性〜ドラコン選手まで使える事になります。
それを解決するのがシャフトの位置。
シーソー効果と呼んでますが
フェイス重量とバックウエイト重量のバランスが取れればどれだけ遠心力が掛かってもロフト変化は無いんです。
余談ですがフェイス重量が重ければ
遠心力でロフトが立ってくるのでプロはバックウエイトを外してフェイス下面にウエイトを移動させたりしています。
しかしこれは寛容性を捨てる行為なので少しでも芯を外したら大きなミスになってしまいます。
ではなぜ?
シャフトの位置を移動させないのでしょう?
どうやらルールがあるらしいのです。
ちなみにこの様なクラブはありますがルール非適合です。
ルールは試合に出る人には重要ですが、趣味ゴルフには関係はありません。
仲間で楽しくラウンドするだけなら
とにかく簡単なクラブの方が良いという考え方から生まれた素敵なクラブです。
しかし僕は全てのゴルファーに使って頂きたいのでルールを無視する訳にはいきません。
あらためてパーシモンのシャフト位置を見て欲しいのですが
とんでもない事実が隠されている事に気が付きませんか?
そう、パーシモン形状こそ!時代を超えて今蘇るべきクラブだったのです!
(個人の感想です)
では最新の理論武装された
ヴィンテージ改最新パーシモンを観てもらいましょう。
楽しかった~
楽しかった-
バードメンカップ🏆
ままま
それは良いとして。
この動画のユピテルの数値って最新ドライバーに引けを取らないレベルなんですよ。
では実際のコースではどうなのか?
サムネの右側の御仁の見るからに飛ばしそうなガタイから打ち出される弾道は一同からため息が出るほどでした。
クラブはpingのG425LST!
実際めちゃくちゃゴルフがうまい!
しかしサムネ左のちっさいおっさんがパーシモンで食らいついていたんですよ。
めちゃくちゃ驚いたと後で話してくれました。
G425LSTは今年のぶっ飛びモデルには及ばないものの安定性とロースピンを両立したモデルです。
2回りも小さい僕がそれに食らいつくには最新モデルを買っても不可能なのが常識です。
でも食らいついていた。
それはパーシモン形状だったからです。
寛容性とロースピンを高次元で両立したクラブだからマン振りしても曲がらず、
吹き上がらずに飛んだんです。
僕は一生懸命マン振りで
LSTの彼は曲がらない様にコントロールショット。
だから食らいついていた訳ですが
魔改造パーシモンだとは知らない彼は骨董品クラブで追いつかれたと思っていた訳ですからそりゃ驚いたのでしょう(^^)
https://youtube.com/shorts/0dJ13bkWdHA?feature=share
富士クラシックとは言え270Y飛ぶのだからその可能性を無視する訳にはいきません。
43インチですから確実にヘッドの性能です。
今度はパーシモン3Wを見てもらいましょう。
これも同じ理論で作りましたが…
少し軽いヘッドにするつもりがかなり軽くなってしまいました。
作り直すつもりでしたが、思いとどまって試打した結果の動画です。
50年前のスチールシャフトですが
ヘッドが軽いのでヘッドスピード
MAX50を超えました。
これは今までならあり得ない数値なんです。
ただ単にヘッドが軽ければ素振りでは速いですけど、実際にボールを打つと当たり負けして飛ばないんです。
いかに芯が広いのかが証明されているのがわかります。
ヴィンテージパーシモン3Wなのに数値は最新のドライバーの数値です。
(鬼のように突き進む直進性はコースでも同じでした)
まぁこれはMAXの数値ですので平均値は最新の3Wと同等です。
ではコースではどうなのか?
これは明らかに最新モデルを凌駕していました。
理由は簡単でシャフトが短いからです。
3Wはプロでも難しいクラブです。
理由の一つはシャフトの長さ。
長くて難しくミスが多いのです。
ところがヴィンテージクラブはシャフトが短い。
短いから当たる。
当たれば最新と同等の性能。
むしろ僕の最新の3Wより曲がらないので2打目で救われてます。
これ。
内側が錆びてそうなスチールシャフトを最新のカーボンシャフトにリシャフトしたらどうなると思います?
遊びは終わらないですね(^.^)
という事で
未来のウッドは従来のウッドに立ち返るべきだと思います。
パーシモン職人達よ!
これからは貴方達の時代ですよ!
と思っているのだが
どうやら素材の問題で作れないらしいです。
しっかりと育った柿の木から2個しか作れないそうです。
なんにも知らないから躊躇なく魔改造してしまったけれど、
改めてヴィンテージクラブのパーシモンを大切にしないといけないのだと思いました。
それでは皆さま さよなら〜
って
諦めるわけもなく。
パーシモンの素材が手に入らないのなら最新の素材で作れば良いじゃん!
と思いました。
次回 パーシモンよ永遠に!
お楽しみに!
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何も別に新しい事ではない。
フルカーボンドライバーやチタンフェイスのカーボンボディドライバーなどは過去にもあったのだ。
ただ個人で作ったという話は僕自身は聞いたことが無い。
という事で作っちゃいました。
しかしあっさりと壊れてしまいました。
鉛ウエイト30gを固定するのにカーボンクロスが無くなってしまったので普通のグラスウールで作ったんですよ。
そしたらガラスのように砕けてしまいました…
もう一度クラウンを作り直してウエイトの抑えもカーボンクロスで6プライでガッチリ固定しました。
このはみ出していた部分が剥がれたようですが100球以上マン振りしても大丈夫でした。(^^)
今回はソールに6プライも張り合わせたのでヘッド重量は205gと重めとなっていますが、44.75インチと短めなので頑張れば振り切れます。
ロフトは7度と6度を試してみました。
ソール形状を変更して鉛ウエイトの位置を下げたので、低重心となりボールが上がりやすくはなりました。
しかし気を抜くとロースピン過ぎてドロップしていまいます。
当たれば飛ぶけどコースでは7度の方が使えるのかな?と思います。
さて、カーボンボディドライバーはいかがでしたでしょうか?
これが本当の魔改造って感じだとは思いますけどホームセンターで売っている素材でここまで出来るので皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょう?
子供の頃 ギャバンのレーザーブレードが欲しくて木の枝を拾って来てナイフで削ってペンキ塗って作ったりしていた。
自作レーザーブレードを腰に差し
森の中で1人で振り回していたのを思い出した。
あの頃とちっとも変わっていない事に気がついた。
今でも棒を加工して1人で振り回している。
今はギャバンというよりプロゴルファー猿的な?笑
これはミズノのメタルドライバーにテーラーメイドのバックウエイトを取り付けた物。
軽量化は3gのみで付けたので、単純に206gと重ヘッドになっています。
シャフトが44.75インチなので、頑張れば振り切れます。
今度は思い切ってカーボンクラウンにしました。
おそらく自作した人は殆ど居ないと思われます。
さて、後からカーボンにするのは車の世界でも魔改造ですが、性能はいかに?
本当の性能は練習場ではわからない。
ラウンド結果ですが
魔改造にふさわしく超絶進化していました。
ヘッド重量が195gと今度は軽ヘッドなので自然とヘッドスピードがあがり曲がらずにぶっ飛びでした。
しかしこれは何も驚く事ではないんです。
重量が軽いとヘッドスピード上がる。
バックウエイトが重いと曲がらない。
この様な法則があるのでそうなっただけなんです。
ただし、
バックウエイトが重いとお尻が垂れてロフトが寝る。
という法則を忘れてはなりません。
なので実質ロフトは7度とかなりの絶壁ゆえの難しさはありました。
6度もカチャカチャ出来ますが、ミスるとドロップしていまいます。
さらっと書きましたが、個人的には最新モデル2022年の話題になったヘッドを凌駕している性能になってしまったと確実に感じました。
そんな事ある訳ないと普通の人は思うでしょう。
しかしそれは間違いでメーカーが出すものはある程度誰でも打てる様に余地が残されているのです。
その分の余力は残されているのです。
巨摩郡がワークスに勝ったイチノセレーシングのns250を思わせる。
誰もが扱えるマシンでは無いがプライベートチームがワークスを破ったあのマシンを。
しかし伝説になる前にさっさと弄っちゃいました♪
お次はカーボンソール編です!
いやぁ
パーシモン
本当に楽しいですよ(^^)
まず、打感と打音が異次元です。
現代のクラブと比べたら音がしないかの様に静かですが、手に残る感触は例えようがありません。
中身くり抜いてしまったら打感が変わってしまうかと思いましたがそんな事はなく、
打つたびに微笑んでしまうのです。
という訳で3Wも魔改造する事にしました。
とはいえ現代の3Wでさえ難しくてバックに入れるか悩むのにパーシモンの3Wなんて使うのか?笑
右から2番目が3Wです。
うーん
かっこいい(^^)
で、さらっと分解。
くり抜いてと。
鉛を仕込んでから樹脂で固めました。
ちなみに4wも同様に加工しました。
テストはまぁまぁまぁ😅
さあ!
コースで使って来ましたよ♪
簡単に言うとちゃんと使えました。
当たればですけど。
でも、友人は最新のローグですけど
チョロしていました。
チョロしたらヴィンテージも最新も同じですね。
笑
ただやはりそれなりのヘッドスピードで振らないといい球は出ないです。
それでも最新のカーボンクラウンのFWと比べてもミスの回数は変わらないかむしろ少ない気がします。
ちゃんと当てないと飛ばないぞ!
とクラブが語りかけてくるからでしょうか?
本当 不思議なんですが
クラブがいくら進化しても平均スコアにあまり変化はないんです。
ゴルフは無意識のスポーツだから
簡単なクラブだとどうスイングしたら良いのか?
何も伝わってこないのかな?
なんて考えつつ…
ちなみにヘッドカバーも揃えました。(^^)
かわいいでしょ?
現在、クラブはパーシモンの1.3.4w
4〜11番までのマッスルバックアイアンにヴィンテージパターで12本。
これに現代の(と言っても古いモデルだが)メタルドライバーを入れて13本体制です。
メタルドライバーはPAR5の時に使います。
ぶっ飛ばす専用ですね(^^)
当然これも魔改造していくのでした。
つづく
これが手に入れたパーシモン。
1番奥のやつが割れてしまった4番です。
中をくり抜いて強度が落ちたのなら
補強すれば良い。
今みると鉛の位置が難しさしか感じないですね。
なんとなく
こんな感じかな?あれ?大丈夫か?
まあ良いかぁ?
こんな感じで掘りました。
軽くなった分は鉛を仕込みます。
現代風に低重心、高慣性モーメントに!笑
そして今度は樹脂で補強しました。
フタをして完成ですが、
ここも接着剤でしっかり固めて強度を上げました。
それからシャフトも現代の軽量スチールに入れ替えました。
これはやったこともないので簡単な話ではないですが、最終的に糸巻きもうまく出来ました(^^)
ボールパークにてテストしました。
中々好感触でした。(^^)
しかし…
ラウンドしたら捕まりすぎて殆どが左にOBになってしまいました。(;_;)
かなり悩みましたが
スチールからカーボンシャフトにしようと決めました。
タイガーウッズが使っていたという事で当時話題になったシャフトです。
このイカツイシャフトならパーシモンでも雰囲気出ます(^^)
雰囲気は大切なんですよね~
とはいえ当時のタイガーもパーシモンだった訳では無いんですけどね笑
今度はかなり良いですよ!
ラウンドしたらOBなしで中々飛んでました。
ピンのg410とコブラの高評価の最新LTDXと良い勝負でした(^^)
とにかく打感と音が良くてゴルフが楽しくなるクラブになりました。
見た目はヴィンテージのパーシモンだけど中身はユーティリティ的な感じです。
しかし決して簡単に打てる訳ではなく、コブラがノーマルのレクサスなら魔改造パーシモンはサニトラのフルチューンってイメージです。
しゃかりきに食らいついていく感じですね。
次回は3w編です。
もうちょっとで50歳になろうかと言う僕ら世代でさえ
あまり打った事がないヴィンテージクラブ。
パーシモン
ウッドと言われる所以となった木製のヘッドで作られたクラブだ。
もはやこのパーシモンでラウンドしている人はほとんど居ない。
ボールも進化して硬くなったので
木製では耐え切れずに割れてしまうのだとか。
しかしパターからアイアンまでヴィンテージで揃えてしまった僕はパーシモンが気になって仕方がなくなってしまったのだ。
そして禁断のクラブへ進んで行くのである。
最初に手に入れたのは4番ウッド。
当然いきなり魔改造しました。
中身を初めて見たが重さ調整の鉛が入っていた。
なるほど木製でも鉛を使っていたのか!
それならばと中身をくり抜いて軽くなった分、鉛を低重心になる様に仕込んでみたのだが最初は上手くいかずにずいぶんと軽くなってしまった。
しかし、出来上がったらびっくりする程の弾道が出るではないか!
ヘッドはとてつもなく小さくて打てるのか?と不安しかないが打ってみるとびっくりの弾道!打感も今までにない素晴らしいものでした。
もちろん、ミスれば助けてはくれませんが芯食った時のフィーリングは現代のクラブがゴミに感じてしまう程でした。
2人の友人に打って貰いましたが同じ様に感じていた様です。
実際にラウンドしましたが
本当に楽しかった!
芯食った弾道を忘れる事はないでしょう(^^)
しかし…
中身をくり抜いて強度が落ちたのでしょう。
練習場でヘッドが割れてしまいました。
ああ、やっぱりこんな加工はダメだったんだ…
などと諦めるわけもありません。
壊れない様に対策をして進化させようと新たなるパーシモンを手に入れたのでした。
つづく
]]>
ゴルフにおいてのドライバーは一言で言うと
ロマン
これに尽きる。
見果てぬ飛距離の為に人はクラブを振るのである。
しかしそのうち振っても振っても
飛ばなくなる時が来ます。
あいつが邪魔をしてくるのです。
その正体はパックスピン。
ドライバーにおいてスピンが多過ぎるとボールは空高く舞い上がってから真下にポトリと落ちてしまう様な感じになります。
それゆえ各メーカーはロースピンモデルを次々と開発しています。
最新のクラブは本当にロースピンの様なのでそれらを使えばかなりの飛距離を期待できます。
さて、この世界一飛ぶヘッドのポイントはインパクトロフトです。
ボールにフェイスが当たる時にロフトが立って当たるんです。
これについては以前説明していますが、僕がシーソー効果と呼んでいるやつです。
あのリキさんが大絶賛しているのだから、ロフトが立ちながらインパクトするという事がどれほどすごい事なのか分かると思います。
もし僕がこのヘッドを使うとしたらロフトは11.5度でシャフトはフニャフニャの軽量シャフトを組みます。
たったの10万円くらいで作れるのだから安い物です…
うそです。
買えません。
でも、本当に買うとしたらこっちかな。
ポイントはフェイス真下のウエイト調整機能です。
ここまでやってるヘッドはあまりみた事ありません。
たったの10万円位で作れるのだから安い物です。
嘘です。
とても買えません。
でもご安心ください。
鉛を貼るだけでロースピンに出来ます。
それで作ったのがこれ。
リューターで余計な肉厚削ったりして160gに軽量化してからの鉛40g貼るという魔改造と呼ぶに相応しい。
チタンヘッドを削った人はそう居まい笑
レンジボールで初速71超えは化け物レベルです。
しかも弾道が見事な低いドローボール。
今までこんな球は僕自身打ったことがありません。
コースなら本当に飛んでいる球筋です。
この時のシャフトは3X。
つまり30g台の超軽量シャフトでフレックスは硬めです。
その後、柔らかいシャフトを使ってみたら案外良くてですね。
と、その前に球は真ん中、球センターのくだりをどうぞ。
説明にある様にロフト10度以上のクラブが欲しくてレディース用クラブを買いました。
シャフトは当然グニャグニャのレディース用。
しかし打ってみたらなかなか良い。
なかなかというかもしかしてめちゃくちゃ良いかも知れない。
シャフトのしなりを使うと言う事が初めて理解した気がしました。
レディース用は43.75インチと超短尺ですが
ヘッドスピードが50超えてしまう。
ユピテル測定とはいえ50以上というのは中々出るものではありません。
それなのに超短尺で出てしまうのは、やはりシャフトのしなりがあるからでしょう。
しなりを感じる様になってから
硬いシャフトで打ってみたら…
もう、ダメ。
硬くてうまく振れなくなってしまいました。
そこでプロギアの11.5度のヘッドにレディースシャフトを差してみました。
かなり凄いクラブになったと思います。
もちろん捕まりが良くなるので捕まりすぎない打ち方をする必要がありますがスライサーならちょうど良いかも知れません。
以前より注目していたのがフォーティーンのゲロンディのCT315です。
これはシャフトが少しヘッドの後ろの方に刺さっているんです。
つまりフェイス真下に鉛を貼ると
その効果倍増するんです。
ロースピンになりやすい形状です。
最新のゲロンディはこの様になっていないので残念な進化になったようです。
もちろんレディース用を買いました。
しかしテーラーメイドの様にフニャフニャではありませんでしたが、しなりは使えます。
魔改造はしなくとも鉛を貼るだけで化け物に変化しました。
ボールは上がりやすいので10.5度でも良かったかも知れません。
飛ばしたかったらこのクラブは狙い目ですよ!
僕は5000円くらいで買いました。
プロギアの赤EGG11.5度のRシャフト買いました。
これもフェイス真下に鉛を貼って
化け物レベルにはなりませんでしたが中々のクラブになりました。
この組合せは僕の中ではかなり高級なものとなっています。
しかし化け物レベルではない様です。
でも、ツイストフェイスの恩恵は感じます。
ミスってもギリOBを回避してくれそうです。
という事で
フェイス真下に鉛を貼るとロースピンになる。
お分かり頂けたでしょうか?
まさかの1番安いゲロンディCT315が簡単に化け物になろうとは思いませんでしたが笑
これからもどんどん飛ばしていきましょう!
あ、余談ですがロフト10度以上だと
ボールをアドレスの真ん中に置いて打てばロースピンで飛ぶと共に
ゆっくり振った時もロフトがあるので打ちやすくでボールも上がりやすいんです。
つまりコースに合わせて色んなボールを簡単に打ち分けられるって訳です。
ドラコンじゃないのだから
ロフトはやっぱり10度以上を選ぶべきではないでしょうか?
JUGEMテーマ:スポーツ
僕はゴルフクラブのアイアンを溶接で肉盛りしたり削ったりなど独自の形状を作っています。
その殆どは失敗作になったが
その経験から新しいアイアンを作ろうと思ったのでした。
なんとなく中古クラブを探していて目についたのが、ミズノのジョニー・ミラーモデルというマッスルバックだった。
というか
溶接するので鉄のかたまりである必要があるので必然的にマッスルバックになるのだ。
余談だが、マニアが好むいわゆる打感というものは、鉄のかたまりであればあるほど柔らかくピュアな打感になるそうである。
まさに好都合だ(^^)
そして僕は溶接屋な訳だから
やっぱりマッスルバックって事になるのだ。
このジョニー・ミラーモデルは1番アイアンも手に入れた。
40年くらい前のヴィンテージアイアンだ。
ナイスショット以外受け入れない硬派なアイアンだった。
僕の感覚では少しのミスが
完璧なるミスショットになる。
まるでABSもトラコンもパワステも付いていないマニュアル車の様だ。
まぁ、普段からその様なクルマ(軽トラ)を乗っているが(^^;;
普通に考えたら
このヴィンテージアイアンを使うだけで一つの企画になると思う。
しかしこのアイアンをエースアイアンにしようというのが
魔改造シリーズなのだ笑
おそらくゴルフクラブをこの様に楽しんでいる人間は世界に何人も居ないだろうし、
日本にはもしかしたら僕しかいないかもしれない。
だから共感はされないだろう。
しかしだからこそ面白いんだよなぁ
動画はこんな感じです。
普通に打つとスライスしかでません。
というか見ただけでは何のこったか分からないと思います。
では、これを見て貰いましょう。
さらに何のこったかわからないでしょう笑
詳しい人なら驚きのスペックなのかもしれません。
プロショップにシャフト組んで調整して貰ったんですが、
その社長がかなりエグいと言ってましたからね。
まあ、そこは良いとしてロフトに注目してみましょう。
7番でロフト37度は今のクラブからしてみると一番手もしくは、
二番手は違います。
さすがヴィンテージアイアン笑
つまり二番手くらい飛ばない事になります。
アイアンとは言え飛距離は大切ですから、
現在ではこんなロフトの7番アイアンはないでしょう。
しかし、それを利用するのが
いわゆるスティンガーショットです。
僕がうまくスティンガーを打てているかはわかりませんが
要はボールを少し右に置いてロフトを立てて潰して打つんです。
これをやるとボールは左に飛びやすくなるので
右に流す様に打つテクニックが必要となります。
そこでヘッドのトゥ側を重くする事でボールは右に行きやすくなります。
左に行きやすいスイングで
右に飛びやすくなるクラブで打つと?
もちろんボールは真っ直ぐ飛びます。
そしてスティンガーショットはロフトを立てて打つので
低く出て飛距離が出ます。
7番アイアンはキャリー150Yを基準にしているのでロフト37度で大丈夫という事になる訳ですね。
なんでこんな面倒くさい事をするのか?
ここまででも話が長いですが
さらに長くなりますけど説明するとですね。
ゴルファーには一定数
チーピンに悩まされるチーピニストと言われる人々がいるのです。
初心者に多いスライサーの逆でひどいフックに悩む人達の事です。
これは結果深刻なんです。
スライサーには専用のクラブが数多くあります。
左に飛びやすくなるクラブです。
右に行きやすいスイングで
左に飛びやすくなるクラブで打つと?
当然、真っ直ぐ飛びます。
だから大して問題になりません。
しかし、練習してヘッドスピードが上がってくると捕まるようになり、ボールが左に飛びやすくなります。
じゃあ、右に行きやすいクラブにすれば問題無いのですが
その様なクラブは殆ど売っていないんです。
あるにはあるのですが
少し右に行きやすい程度のクラブなんです。
チーピンは後ろから見ていると90度左に曲がっていく様にみえます。
ここまで酷いとスイングを直せとなるんです。
でも、ヘッドスピードを上げていくとクラブの構造上左に行くんですよ。
せっかくトレーニングしてヘッドスピードを上げるとそれをクラブが否定してくる。
それをプロは練習でカバーします。
それはそれで凄いことです。
しかし僕ら素人はヘッドスピード上げるだけで精一杯です。
だからチーピニストの為のクラブを作ったんです。
この動画の4番アイアンがその試作です。
少しトゥ側を重たくした物です。
これくらいなら殆どのチーピニストが扱いやすい特性でした。
しかし動画にあるようにスティンガーに打つと左のミスが出ました。
ロフトが現在のものなら
低く打つ必要はありませんが
ヴィンテージロフトだと低く打ちたくなります。
そこでもっと捕まらない右に行きやすい様に加工したのが一つ目の動画のクラブになります。
正直、少しやり過ぎたかな?
と思いましたが、慣れてくると全然こっちの方が良い事が体験できました。
まず、芯が強烈に広い!
だからミスに強い。
最新のキャビティーバックの様な芯の広さです。
しかし樹脂を使ったりゴテゴテせずに鉄のかたまりなので打感はかなり良い。
良いというか、今まで使ったことあるクラブで1番!
もはや異次元の柔らかくボールを潰す打感でした。(^^)
ウェッジはフェイス面を焼入れするので、焼入れ後に焼きなましするのです。
他のヘッドも溶接したりして熱が均一に入ってないから全て焼きなまししてあります。
その辺りも打感に影響があるのかもしれませんね。
そして先日コースデビューしました。
ヴィンテージ魔改造パターも同時にデビュー
雪の残るレイク相模で98でした。
雪にハマると大叩き、(雪で白いボールはやばいですね笑)
芝はぬかるんでコンディションは悪かったですがPAR4でバーディーなど所々の内容は良かったところから、
魔改造アイアンとヴィンテージパターの扱いやすさが伝われば良いなと思います。
ミズノ ツアービッグ改も活躍してくれましたよ。
バンカーは2回入れましたが全て一打で出ました。
ピンに寄せる事は出来ませんでしたが、
僕の身長よりも高いアゴでも簡単に出せたので三日月ソールに手ごたえありです。
ちなみにこのコンペのベスグロは92でした。
僕は2位でしたが、
ドライバー、アイアン、パター
全てが魔改造シリーズでありコースデビューである事を思えばなかなか良い結果だったのでは無いでしょうか?
あとコースで感じたのが普通のショットってすくい打ちになって
距離をショートさせてしまうミスが出るんです。
しかし毎回スティンガーで打つのですくい打ちは出ません。
スイングの構造上出る訳がないのです。
絶対にダウンブローで打つことになるからです。
その分バックスピンは強烈で男子プロのような打球になります。
スティンガーで打たないと真っすぐ飛ばないクラブには数々の利点を感じました。
次回は魔改造ドライバーを紹介したいなと思っております。
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JUGEMテーマ:日記・一般
まったく最近はイライラするぜ。
何がって五輪ですよ五輪。
スクーターの駆動系の話をしようと思っているのに、なーにが北京五輪だよ!
平和の祭典だろ?それがなんだ??
やくざの親分が五輪やっちゃいかんでしょう?
やくざったって半端なやくざではないよ。
なんでもござれだ。
人身売買内蔵取引民族浄化偽札作り等々等々歴史に残る大罪人を全部足しても飽き足らない全世界(中国国民も被害者といえる)の悪魔の如き敵。
そのやくざの親分が平和の祭典?
バカ言っちゃいけませんよ。
過去の事じゃなくて現在進行形なんですよ。
五輪開催地の数キロと先に強制収容所があるんですよ?
ナチスじゃないよ!
いま!この瞬間の出来事なんですよ。。。
すこし…かなり前にさ
北朝鮮に拉致の件で日本政府が動いてさ
北朝鮮にいったじゃん。
日の丸のついた飛行機が北朝鮮に降り立ってだよ?
ああ、ついに日本政府は我々を助けに来てくれたんだ!!!って思ったでしょうよ。
それがなんだよ?
いったん帰国したら北朝鮮に返す????
それが約束??
まじで震えがとまらんよ。。。
安倍さんが動いて最悪の事態は避けられたけど、残った被害者は見捨てられたのでしょうか?
申し訳ない。本当にすみません。
僕がなにも出来なくてごめんなさい。
日本人も助けられないのにチベット人、モンゴル人、ウイグル人を心配してもなぁ…
だーかーらー イライラするんですよ!
何もできないからって心配しちゃいかんのか?
ちがう!
さめたふりして誤魔化しても絶対に後悔する!!
そーしたらだよ?
ウクライナ戦争勃発ですよ!!!!!
ツイッターで見たんですけど、
戦争が始まるかもしれない!と言ったら周りからお花畑はいい加減にしてと言われて悔しいです。ってのがあった。
今となってはどっちがお花畑だよ?と言えるのだが…
ただ僕が言いたいことは、
予言の様に周りに言うと馬鹿にされるかもしれないが悔しがる必要はない。
ボーイスカウトの教えに「備えよ。常に。」がある。
自分自身が備えていれば良いのだ。
悔しがるとですね。
言ったことが起こって欲しくなってしまうのが人間だ。
この場合は戦争が起こって少しほっとした。なんて感覚が生まれてしまう恐れがある。
だから悔しいなどと思ってはいけない。
備えたあなたが周りの人を助けてあげれば良いだけだと僕は考えています。
会社なんかでもそうですよ。
誰かのプロジェクトをそんなのうまくいくわけねーよ!とか言ってしまうと失敗して欲しくなり
あまつさえ、邪魔をするようになってしまうので言霊にはお気をつけて。
僕はプーチンさんを信頼できる敵だと表現してきました。
信頼できない敵はプーさんことキンペイ君だ。
信頼できる敵とはどういう敵か?
それはぶれることない、ある意味尊敬出来る敵であるという事です。
プーチンさんはロシアの為だけに動く男だ。
そこだけは信頼できると思っています。
それゆえに許せません。
北方領土問題ですよ。
日本人が殺されて奪われた領土ですよ。
許せるわけはない。
一方プーさんは信頼できない。
中国のことよりもまずは自分の事だけを考えていると思っています。
国民はそれぞれ母国の事を一番に考える事が、あえていうなら正義だと思う。
だから正義は国の数だけあるのだと思う。
そして忘れてはならないのが竹島だ。
そういう意味では南朝鮮政府を信頼していますのでお忘れなく。
そして五輪。
今はパラリンピックの真っ最中。
戦争を仕掛けたロシアとベラルーシは出場停止だそうで。
そりゃそうだと思いますよね?
そりゃ思いますよ!
普通ならね。
でもいま五輪はどこで開催しています?
ロシアのウクライナ侵略よりもずっと昔から他国を侵略し蹂躙し続けている世界で一番人間を殺戮しているであろう中国共産党。
悪魔の中国共産党が開催しているんですよ!
今回のロシアの行動についてはずいぶんと早く世界がまとまるじゃねーか?
トヨタもやけ早く撤退しましたね?
そーだよ。
そりゃそーだよ!
プーチンさんは許されるべきではない。
プーチンさんの中の正義の為だとしても日本人として絶対に許せない。
だからよ?なんでロシアよりも何倍も恐ろしい中国は見て見ぬふりをするんだ?
中国は軍隊が張子の虎で弱いから軍隊を持たず反撃が出来ない国をターゲットにしたからなの?
友好的と見せかけていて激しい応戦がないまま制圧したからマスコミは取り上げない?
反撃さえできずに蹂躙された人々は無視するのか?
ロシアについて五輪の話をするなら中国はそもそも平和の祭典を開催する資格はない!
政治とスポーツは別なのだという議論を持ち出すのならロシアもスポーツ選手に罪はないというべきだ。
本当に最近イライラするぜ。
だからといって日常生活で不機嫌なわけではない。
近所で最高に美味いホルモン屋のおばちゃんは子供の頃に疎開していたんだと。
(疎開って若い子わかるかな?わかるよね?)
遠くにある東京の夜空が暁色に染まっていたのを覚えているそうだ。
おそらく東京大空襲の事だろう。
東京では焼夷弾での殺戮のさなか疎開先は戦時中ではあるが日常が過ぎていたのだ。
当たり前のことだ。
だから平和に過ごしている僕らは日常を止めてはいけない。
震災の時も災害に合った人が居るのに花見なんかするなー!とかいう意見もあったがそれは完全に間違いであったのは承知の通り。
そんなこと言ったら何時でも世界中に恵まれない子供たちに愛の手を!といいつつ自分たちだけが良いおもいをするユニ大人セフ達…
じゃなくてプーさんに蹂躙されている人達がその瞬間もいたのだから僕たちは楽しい事をしてはいけないという事になる。
そうではない。
楽しい事は普通ではないのだ。
楽しい事は特別なのだ。
楽しい事ができる時間を持てたとしたらそれに感謝して全力で楽しむべきだと考えている。
だから、日常生活にイライラしてはいない。
むしろつらい時こそ笑顔で楽しむのだ。
各国に正義があるように個々人にも正義がある。
だから僕は僕の考えを押し付けようとは思わない。
そんな風に思ったら第二第三の殺戮者になってしまう。
ただ、見て見ぬふりをして自分に嘘をついても最後は後悔しか残らない。
世の中には疑心暗鬼を煽る人の様なものもあるが心配するな。大丈夫だ!
心配しなくてもあなたもぼくもいずれ死ぬ。
だけど死ぬまでは生きているんだ。
後悔なんかしたくはない。
僕はそう思っています。
何事も経験しないと分からないが、
感じ方はひとそれぞれ。
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JUGEMテーマ:スポーツ
プラグの話は終わってゴルフの話です。
でも少しプラグの話を補足しておくと特に空冷2ストは冷却の殆どを燃料冷却
(イメージでは60%)に頼っているのでプラグが冷え過ぎて暖気できません。
(カブる)
だから熱価6番以下を使っていく必要があるのですが
(ただ熱価を下げるのでは意味がなく、同時にメインジェットを大きくする必要があります)
プラグメーカーがそのような説明をしていないのでユーザーは分からないのです。
個人的には熱価5番のレーシングプラグを作ってくれたら使いたいです。
確かNGKだと7番までしかなかったんですよね。。。
ということでつまらないゴルフのお話スタートです。
ある男はゴルフ仲間には未来を先取りし過ぎていると言われています。
例えば地面反力というキーワードはもはや世界基準になっていますが
2012にはその話をしているのでおそらくスイングに体重計で体重の変化をイメージした最初の1人だと思います。
(他にもいたかも知れないが自分で思いついたことに意義がある)
合気道のイメージからサムライショットなどと呼んでいました。
http://oldkp.jugem.jp/?eid=834#
例えば片山晋呉さんが紹介していた日本人で数人しか出来ないロブショットというのも17年くらい前(動画では20年位前と言っているが調べたら17年前だった)
ゴルフを始めて何もわからない時にボールを高く上げるためにしていたショットのイメージに似ているなと感じました。
例えばこのアイアンネックの裏側に出っ張り(ウエイト)を付けましたが
最近ヤマハに真似されました笑
ね?理論は同じでしょ?
ドライバーもその男はウエイトは後方に一点集中!と改造していましたが
この年のメーカーの新作も後方にウエイトが集中したドライバーがこぞって発売されました。
その男からしてみたらメーカーさんもよくわかっていらっしゃると上から目線。
でも、後方ウエイトは芯が広くなってミスに強くなる反面
スイングスピードが速いと後方つまりお尻が落ちてしまうので
ロフトが上を向いてしまうのです。
本当ならゆっくり振った時はロフトが付いていて球が上がりやすく
速く振った時にスピンが減るようにロフトが立ってくる特性が理想的なのですが
現実はその反対になっている。
つまりウエイト後方一点集中はミスには強いが振れば振るほど飛ばないドライバーになってしまうのだ。
そこでウエイトはなるべくフェイスに近いところに設定したところ
ヘッドスピード50以上でも吹けないロースピンの強弾道になった。
ロフトは10、5度だからゆっくり振った時もボールは上がるし捕まりも良いのだ。
この動画のヘッドはコブラのF9だが
そのコブラはそこに気がついてなかなか良い新作を作ってきたようだ。
(しかし発表はその男の方が早い)
これは凄いぞ!と一目でわかります。
ウエイトがフェイスに近いので一撃の飛びはロースピンでとんでもない事になると思います。
しかし、芯が狭い、つまりミスに弱い可能性が高い。
同じくコブラのFWです。
こいつはウエイトがフェイス両端に近い場所なので芯が広くなりミスに強いと想像できます。
ドライバーもこんな感じにすればよかったのにと個人的には思います。
しかしFWはヘッドが小さいのでお尻のタレ具合も小さいからFWはミスに強いウエイトは後方一点集中で良かったと思う。
更に調べたらこの様なヘッドがあった。
これはいいぞ!と思ったのだが
しかしトゥ側にはウエイトが無い
つまりハイドローのバイアスが強いだけのヘッドだ。
勿体無いと思う。
こういう感じにしたらセッティング幅が増えていろんなゴルファーにフィットするのになと思います。
すると良い線いっているのが
オノフなんですがもう少し攻めてほしかったです。
これくらいやって欲しかったです。
しかしミスに対する寛容性はウエイト後方一点集中がダントツなのは変わらないのです。
それの究極と言えるモデルが今月テーラーメイドから発売されました。
カーボンフェイスのステルスシリーズです。
ファイスがカーボンだとチタンフェイスに比べて40%くらい軽量になるそうで、
その分ウエイトを後方に集中できるようになっています。
しかしタイガーが採用したというステルスプラスはせっかく軽くなったフェイス近くにウエイトを設置している。
フェイス近くとはいえ、かなり低重心なので球は上がりやすくロースピンでぶっ飛びだろうと想像はつく。
しかしミスへの寛容性は低い。
後方に付いている丸いウエイトと同じものをここに設置すれば
変なスライドの為の溝もいらないし重さの違うウエイトも後から売れる。
などとテーラーメイドに対して上から目線。
とはいえ
やはりミスに対して寛容性が高いのはウエイト後方一点集中なのだ
唯一の欠点であるお尻が垂れるのを防ぐ方法がある。
この様にシャフトの取り付け位置を少し後ろにずらせば
問題はほとんど解決されるのではないだろうか?
しかし、この形に人間が慣れるまでには時間が掛かりすぎるだろう…
最後に素材の話をしようと思う。
テーラーメイドのカーボンフェイスはかなり凄いと思うが
ぶっちぎりですごい訳ではないと思う。
まだまだチタンフェイスの優位性はある。
そんな中でオススメしたいのは超超ジュラルミンフェイスだ。
過去にアルミヘッドはあったと思うが超超ジュラルミン製はあっただろうか?
いや、あったとしても問題ではない。
そもそもカーボンフェイスもかなり昔に販売されているのだから。
重要なのは今の技術でその素材を使ったらどうなるのか?だと思う。
超超ジュラルミンは溶接には向かない素材だが現代では接着技術が上がっているので問題はないはずだ。
事実テーラーメイドのSIM2は溶接なしで作られている。
時代を先取りしすぎる男の与太話はこの辺にしておきましょう。
ただひとつ分かっていることはこの男はゴルフに愛されてはいないということだ。
スポーツをするには身体が小さすぎるのだ。
だからこそギヤにこだわる必要があるのだろう。
そんな男が今はまっているのはウェッジのソール形状だ。
この三日月の溝はかなり良いと感じているようだ。
ドライバーじゃないのかよ!?と思うかも知れませんが
答えはもう出てしまっているので今のところドライバーにそんなに興味はありません。
大袈裟に言えばウエイトが付いているヘッドならなんでも良いといえます。
とりあえずウエイトを全部外して、昔ながらの鉛シートを好きなところに貼れば
芯の広さもスピン量もある程度セッティング可能なのだから。
結局ゴルフクラブは昔から鉛シートが一番お手軽なのかな?
とは言えステルスかっこいいから欲しいなぁとその男は思っているようだ。
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JUGEMテーマ:車/バイク
続き
空冷2ストで、、、そうだな
YSR50にしましょう。
YSR50で外気温マイナス10度の時
エンジンがいつまで経っても温まりません。
温まったと思っても走り始めたら冷えてしまってカブって吹けが悪い時
あなたならどうしますか?
2択にしましょう。
1 メインジェットを下げる
2 プラグの熱価を下げる
さあ、皆様
悩んで悩んで夜も眠れなかった人は居なかったと思いますが
答え合わせをしましょうか。
その前に一つ面白い話を聞いたんですよ。
今まで僕は農機具の話は聞いても、雪国の事情はあまり考慮していませんでした。
極寒の地でのライフライン確保の一つであろう除雪機が調子が悪かったら命に関わるのではないでしょうか?
雪はとてつもなく重い。
そんな雪❄️をビシバシ弾き飛ばす除雪機に掛かる負担は相当なものだと想像できます。
その辺をペケペケ走ってたまに全開にするだけの原付とは比べものになりません。
その働き者の…そうだなジョセフと呼ぼうか。
そのジョセフが使っているプラグは4番相当なんだそうですよ。
ありがとうジョセフ!
今日も雪国のみんなを守っておくれ!
えーと 何だっけ?
YSRがどうとか言っていましたね。
答えはそんな極寒の中 YSRなんて乗るわけねーだろ! でした。
それではみなさんご機嫌よう♪
あ、そうそう!
寒い時に燃料絞ったらエンジン掛かりませんからお気をつけくださいね。
だってエンジン掛ける時にチョーク引くでしょう?
え?
引いた事ない?
あぁ、オートチョークですね〜
え?
そんなもん付いていない?
インジェクション?
やれやれ、そんなんだからジョセフ❄️の気持ちが理解できないんですよ。
さて、みなさん
どうですか?
プラグに対するイメージは変わりましたか?
あくまでイメージですが、セッティングはイメージがとても大切です。
セッティングだけではなくほとんどすべての事においてイメージは大切だと僕は考えています。
ここはひとつ…どうでしょう。
明確な答えのないまま終わりにしたいと思います。
最後にひとつだけ。
エンジンの歴史って排気ガス規制との戦いでしたね。
規制後はどんどん燃料が絞られていきました。
結果リミッターのようになってパワーダウンしてしまったので規制前の車両が人気になりました。
そりゃそうですよ。
アクセル開けても走んないし、結果燃費も悪い。
そんなマシン誰が欲しいよ?
しかし時代の流れには逆らえない??
いえいえ、我々プライベーターは違います。
規制後のリミッターってキャブのジェットを小さくしただけなんですよ。
それならさ
ジェットをさ
規制前に戻せばいんじゃね??
コンピューターが付いている訳でもあるまいし🤗
そうそう!
ジェット以外にもリミッターが追加されていましたね。
プラグの熱価です。
規制前のフルパワーは熱価6番で 走らない規制後は熱価8番です。
ちなみにご存じですか?
エンジンって燃料濃い方がパワーが出ることを。
モンスターチューン車両がマフラーから黒煙吐いて怒涛の加速をするのをみたことありませんか?
規制前のフルパワーのマシンに更に燃料喰わせたら
プラグの熱価は…
あなたならどうしますか??
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JUGEMテーマ:車/バイク
続き
さて、答え合わせですね。
答え合せの前にこのプラグを改めてよく見ていただきたい。
簡単に言うと熱価2番のプラグです。
車やバイクしか知らない人にはプラグで2番があるのは少々驚きかもしれませんが
農機具を触っている人達にとっては当たり前なんだと思います。
この2番プラグを空冷2ストに使ったらどんなことになると思いますか?
さあでは答え合わせといきましょう。
熱価の違う二つのプラグを同時にライターで炙ると最初に熱くなるのはNGKで言うところの焼け型です。
当たり前過ぎたかな?
当たり前で誰だって分かるはずなんですけどねぇ。
例えば8番プラグと6番プラグをライターで炙った場合6番の方が先に温まります。
ですのでプラグが受けた熱の発散具合に違いがあるのではなく
発散具合は同じだけどプラグが受ける熱の具合が違うんです。
この話を聞いたらひっくり返るほど驚く人と
ん?だから何?となる人に分かれるでしょう。
しかしどちらにせよ。
そこを理解してもらいたいのです。
では、改めて質問します。
空冷2ストで、、、そうだな YSR50にしましょう。
YSR50で外気温マイナス10度の時
エンジンがいつまで経っても温まりません。
温まったと思っても走り始めたら冷えてしまってカブって吹けが悪い時
あなたならどうしますか?
2択にしましょう。
1 メインジェットを下げる
2 プラグの熱価を下げる
プラグがカブッているのだから答えは簡単ですね。
では、答えは次回ということにしましょう。
それでは皆様 おやすみなさい。
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